説明

サウスウォール テクノロジーズ、 インク.により出願された特許

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相対的に厚い亜鉛ベースのフィルム(30、32及び34)が、続いて形成される銀ベースのフィルム(18、20及び22)のためのシード層としての機能を果たすと、光学フィルターの「腐食」性能が高められる。誘電体層及び金属層の少なくとも2つの対(12、14及び16)が光学フィルター内に含まれ、ここで亜鉛ベースのフィルムが誘電体層の第2のフィルムであり、銀ベースのフィルムが金属層である。亜鉛ベースのフィルムは、少なくとも80パーセントの亜鉛含有量を有し、少なくとも15nmの厚さを有する。腐食性能をさらに向上するために、銀ベースのフィルムに金を含有することができる。
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光学フィルタは、金属層(106、107、108、109)と、少なくとも1つの誘電体層が2つ以上の亜鉛系薄膜(112、114、118,120)により定められている誘電体層(101、102、103、104、105)とを含む積層体から形成される。これらの亜鉛系薄膜は、亜鉛割合が異なっている。これらの割合の選択は、この誘電体層中の薄膜の位置に基づいている。金属層の形成の直前の亜鉛系薄膜が、80パーセント〜100パーセントの範囲内の亜鉛割合を持っている場合には、予想以上に小さいシート抵抗が得られる。下部の亜鉛系薄膜の割合を50パーセントに近づける(25〜75パーセント)ことで、工程安定化と製造コストが実現される。工程安定化は、金属層に隣接して誘電体層中にインジウム系薄膜(110と116)を与えることで、さらに高められる。
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目標とする光学的性質及び目標とする電気的性質の組合せを達成するために,伝導性のマイクロトレース(64)が,コーティングされた又はコーティングされていない基板(28)上に形成される。コーティングされた基板に関して,コーティング(100)は,前記伝導性のマイクロトレースの前又は後に形成されてもよい。前記コーティングは,IRフィルタ,又は反射光及び色ずれの減少を提供するように設計されればよく,前記伝導性のマイクロトレースは,EMI遮蔽のため又はヒーターとして使用する場合のように導電性を提供するために用いればよい。他の実施態様では,高い可視光透過率を維持しつつも,前記伝導性のマイクロトレースがそれらの意図する目的を達成することができるように,コーティングされていない可撓性のある透明な基板上に前記伝導性のマイクロトレースが構成されており,25ミクロン未満の幅を有する。前記伝導性のマイクロトレースは,電気めっき法の使用又はインクジェット印刷法を用いるような様々な方法を用いて形成すればよい。
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