説明

シティ ユニヴァーシティにより出願された特許

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【解決手段】作動流体が200°Cから700°Cの温度で凝縮されるランキンサイクルで作動するシステムと比較して改善された効率で、200°Cから700°Cの温度範囲の中温熱源から発電する方法および関連する装置である。乾き度が0.10から0.90(10%から90%の乾燥)の湿り蒸気を生成するために、排ガス流(22)であってもよい熱源(A、22)からの熱を用いてボイラ(11)内で水を加熱する。湿り蒸気は、2軸式膨張機などの容積式蒸気膨張機(21)内で膨張されて出力を生成する。膨張された蒸気は、70°Cから120°Cの範囲の温度で凝縮され、凝縮した蒸気がボイラに戻される。膨張された蒸気は、有機ランキンサイクル(22)のボイラ内で凝縮されて追加の出力を提供してもよいし、加熱システムの加熱器を用いた熱交換によって凝縮されて熱電併給サイクルを提供してもよく、これによってサイクル効率がさらに改善される。 (もっと読む)


熱源からの熱を用いて電力を発生する蒸気発電システム。システムは、作動流体用の閉回路を備え、熱源からの熱でもって加圧下で流体を加熱する熱交換アセンブリ(1)と、加熱された流体の蒸気相をその液相から分離する分離器(8)と、蒸気を膨張させて電力を発生する膨張器(14)と、膨張器(14)からの出口流体を凝縮する凝縮器(17)と、凝縮器(17)からヒータへと凝縮された流体を返すための供給ポンプ(F)および分離器からヒータへと液相を戻すための帰還路と、を備える。作動流体の液相は、液相中で溶けるか混和性のある潤滑剤を含み、供給ポンプ(F)によって加圧された液相を、膨張器の回転要素用の少なくとも一つのベアリングへと搬送するためのベアリング供給経路(21)が配置されている。 (もっと読む)


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