説明

アレコー・リミテッドにより出願された特許

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増大したタンパク質安定性を有する水性組成物は、a.所望の温度でタンパク質が安定性を有するpHを決定する工程;b.工程(a)のpHよりも少なくとも1単位大きいかまたは小さいpKaを有する少なくとも1つの置換バッファーを組成物に加える工程;およびc.組成物のpHを工程(a)のpHに調節する工程によって得られ;該水性組成物は、従来のバッファーを約2mMより高い濃度で含まず、従来のバッファーは、工程(a)のpHの1単位の範囲内であるpKaを有する。 (もっと読む)


タンパク質を滅菌する方法であって、タンパク質と、以下の特徴:(i)一重項酸素との反応速度が1×10Lmol−1−1より大きい;(ii)還元剤であり、さらに同時に、組成物のpHから3単位以下のpKaを有するプロトン解離基を含む、を両方有する保護化合物または保護化合物の組合せとを含む少なくとも実質的に乾燥した組成物を電離放射線に暴露する工程を含む、方法。特徴(i)を有する化合物は、ヒスチジン、チアミン、およびトリプトファンから選択され、特徴(ii)を有する化合物は、メチオニン、リンゴ酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、およびタイロンから選択される。放射線はガンマ放射線または電子ビームであり、その好ましい線量は15〜40kGyである。 (もっと読む)


水性ワクチン組成物は、固形物に吸着したタンパク質および1つ以上の安定化剤を含み、1つ以上の該安定化剤はイオン性基タンパク質および水分子解離のイオン化生成物とプロトンを交換する能力のあるイオン性基を有し、該イオン性基は、プロトン化された場合にプラスに荷電し、脱プロトン化された場合には非荷電である第1の基、およびプロトン化された場合には非荷電で、脱プロトン化された場合にはマイナスに荷電する第2の基を含む。 (もっと読む)


本発明は、タンパク質を特性:(i)5×10Lmol−1−1以上のヒドロキシルラジカルとの反応速度;および、(ii)非極性領域を有する保護用化合物または保護用化合物の組み合わせと一緒に含有する水性組成物を、電離放射線に曝露することを含む、水性環境下でタンパク質を滅菌する方法を提供する。 (もっと読む)


タンパク質および1またはそれを超える安定化剤を含む水系であって、(i)該1またはそれを超える安定化剤は、該タンパク質および水電離のイオン化生成物とプロトンを交換することができるイオン化可能な基を有し;(ii)該イオン化可能な基は、プロトン化した場合には陽性に荷電し、脱プロトン化した場合には非荷電である第1の基、およびプロトン化した場合に非荷電で、脱プロトン化した場合に陰性に荷電する第2の基を含み;および(v)組成物のpHは、pHに対するタンパク質の最大安定性の少なくとも50%であるタンパク質安定性の範囲内であることを特徴とする該水系。 (もっと読む)


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