説明

株式会社プリンシプルにより出願された特許

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【課題】従来の普通シラスの整粒方法における欠点を克服し、原料シラス又は製品の乾燥処理や水簸処理を行うことなく、火山噴出物堆積鉱物から所望の粒度に整えられた付加価値の高い整粒物を、簡単かつ効率的に多種類にて同時に大量生産することが可能な整粒方法及び整粒装置を提供する。
【解決手段】火山噴出物堆積鉱物から粒径5mm以上の中礫分を除去したのち、残部を熱気流に担送させ、正方向に連結した第一サイクロン、逆方向に連結した第二サイクロン、逆方向に連結した第三サイクロン及び正方向に連結した第四サイクロンの4基のサイクロンと、バグフィルターとに順次通すことにより、第一サイクロンにおいて細骨材、第二サイクロンにおいて粗砂分及び中砂分、第三サイクロンにおいて中砂分及び細砂分、第四サイクロンにおいて細砂分及びシルト分、及び、バグフィルターにおいて粘土分を、それぞれ回収する火山噴出物堆積鉱物の整粒方法である。 (もっと読む)


【課題】原料の組成、粒径ごとにそれぞれ対応して焼成条件や焼成手段を変えることなく、しかも収率の低下なしにシラスバルーンを容易に得ることができるシラスバルーンの製造方法を提供する。
【解決手段】高温含水量3.0質量%以上のシラス原鉱粉末を350〜500℃において、高温含水量1.46〜2.90質量%まで高温乾燥し、次いで内燃式媒体流動床炉を用いて980〜1090℃の温度範囲内で焼成することにより、8MPaで1分間の静水加圧後の静水圧浮揚率50%以上に相当する耐圧強度及び0.80以上の真球度を有する高強度、高真球度シラスバルーンを製造する。 (もっと読む)


【課題】どのような原鉱石を用いても、一様に高強度のガラス質中空球を与え、フィラー材料としての利用分野を拡大することができる改良された製造方法を提供する。
【解決手段】火山ガラス原鉱を分級し、所定の画分を内燃式媒体流動床炉に供給し、焼成してガラス質中空球を製造する方法において、
(イ)火山ガラス原鉱を重鉱物画分、粒径515μm以上の粗粒画分、粒径300〜515μmの中粒画分、粒径7〜300μmの微粒画分及び粒径7μm未満の超微粒画分の5画分に分級すること、
(ロ)火山ガラス原鉱を上記内燃式媒体流動床炉から排出される高温排ガスと接触させ、両者の間で熱交換させることによって乾燥すること、
(ハ)上記の画分の中の微粒画分のみを上記内燃式媒体流動床炉に供給し、900〜1150℃で焼成すること、及び
(ニ)上記火山ガラス原鉱と排ガスとの最初の接触点における火山ガラス原鉱の温度を250〜490℃に制御する。 (もっと読む)


【課題】使用する原料の種類に関係なく、8MPaで1分間の静水圧浮揚率45%以上、真球度0.80以上をもつ高強度、高真球度のガラス質中空球を与えることができるように改良された新規なガラス質微細中空球の製造方法を提供する。
【解決手段】火山ガラス原鉱を、内燃式媒体流動床炉を用いて焼成することにより、ガラス質微細中空球を製造する方法において、火山ガラス原鉱から重鉱物を除去し、分級して得られる平均粒径15〜150μmの画分を、高温乾燥処理して、低温含水量0.1〜0.4%、高温含水量1.0〜1.8%に調整したものを原料とし、最初900〜1050℃の温度において、低温含水量がほとんど無くなるまで第一段焼成を行い、次いで得られた熱処理物をさらに1050〜1150℃の範囲内で、かつ第一段焼成の温度よりも高い温度で第二段焼成を行う。 (もっと読む)


【課題】真珠岩、黒曜石、松脂岩を原料として用いた場合、原料の粒径ごとの焼成条件の制御を行うことなく、しかも高強度、高真球度の製品を収率の低下なしに得ることができるガラス質バルーンの製造方法を提供する。
【解決手段】真珠岩、黒曜石及び松脂岩から選ばれた原料鉱物を粉砕し、350〜500℃において高温乾燥して、高温含水量0.8〜1.8質量%、平均粒径15〜100μmの粉末を調製したのち、これを1090〜1145℃の範囲内の温度において焼成することにより、8MPaで1分間の静水加圧後の静水圧浮揚率50%以上に相当する耐圧強度を有する高強度ガラス質バルーンを製造する。 (もっと読む)


【課題】天然から採取されたどのようなシラス原鉱を用いても、1回の焼成により、高真球度、高耐圧強度をもつシラスバルーンを得ることができる新規な製造方法を提供する。
【解決手段】シラス原鉱より重鉱物成分を除去した残分を、高速気流中衝撃処理に付して粉砕したのち、ふるい分けし、粒径20〜150μmの範囲内の任意の画分を回収し、900〜1150℃において焼成する。 (もっと読む)


【課題】どのような原鉱石を用いても、一様に高強度のガラス質中空球を与え、フィラー材料としての利用分野を拡大することができる改良された軽量フィラー材料の製造方法を提供する。
【解決手段】火山ガラス原鉱より重鉱物を除去したのち、全体を微粒画分、中粒画分及び粗粒画分の3種に粗分級し、その中粒画分を原料として用いて内燃式媒体流動床炉に供給し、ガラス質中空球を製造する方法において、上記供給原料を上記流動床炉から排出される排ガスと混合し、両者の間で熱交換させることにより予熱すること、予熱した原料をさらにサイクロンを通して、粗粒部分及び微粒部分を除き、粒径7〜210μmの中粒部分のみを内燃式媒体流動床炉に送り、焼成発泡すること及び上記供給原料と排ガスとの最初の接触点における原料混合物の温度を490〜790℃に、サイクロンの導入口における原料混合物の温度を100〜300℃に制御することにより製造する。 (もっと読む)


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