説明

ノードカルク オサケ ユキチュア アーベーにより出願された特許

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炭酸カルシウムの製造方法。本方法では、複数の炭酸化ユニットにおいて酸化カルシウム材料を二酸化炭素と水相中で接触させる。本発明では、酸化カルシウム材料を第1の炭酸化ユニットにおけるpH11.0超の水性スラリー中で炭酸化させ、該水性スラリー中に炭酸カルシウムを生成し、第1の炭酸化ユニットから、炭酸カルシウムおよび水酸化カルシウムを含有する水性スラリーにより形成される排出物を取り出し、その後取り出した排出物中の水酸化カルシウムを第2の炭酸化ユニットにおいて炭酸化させて、pH6.9未満の炭酸カルシウムスラリーを生成する。本方法では、狭い分子量分布を有する単分散粒子と、広い分子量分布を有する多分散粒子の両方の製造が可能となる。
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水硬性結合剤に基づく水性懸濁液の製造方法および硬化結合剤製品である。本発明によれば、2〜200nmの平均粒径を有する炭酸カルシウム粒子を備える配合剤の組成物を水性相中で結合剤に添加して水性懸濁液を形成し、所要に応じて懸濁液に無機充填剤を添加して硬化性プラスターまたはコンクリート混合物を製造する。炭酸カルシウムの他に、配合剤の組成物は炭酸水素カルシウムおよびメタカオリン焼結物も含むことができる。本発明を使用することにより、水硬性結合剤で結合した製品の特性を向上することが可能となる。すなわち、記載した配合剤の組合せにより、例えば、初期強度、耐霜性、ブリード現象、可塑化、遷移領域の大きさ、およびコンクリートまたはプラスターの耐久性に影響を及ぼし、また水硬性結合剤の量を低減することが可能となる。 (もっと読む)


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