説明

ジェイ.クレイグ ベンター インスティチュートにより出願された特許

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【課題】 水素、エタノール等の合成燃料の生成を含む種々の目的に利用可能な合成ゲノムないし合成細胞の提供。
【解決手段】 合成ゲノムを構築する方法であって、合成ゲノムの部分(複数)を含む核酸カセット(複数)を組立てる工程を含み、該核酸カセットの少なくとも1つは、化学的に合成された核酸成分(複数)から、又は化学的に合成された核酸成分(複数)のコピー(複数)から構築されることを特徴とする。 (もっと読む)


導入されるゲノムは自然に生じることができ、自動化に拘らずに人造的であるか、又は、自然に生じる物質と人造物質とのハイブリッドでもよい。ゲノムは、最小のダメージで、細胞外で得られる。タンパク質、RNA、ポリカチオン、核様体結合タンパク質、又は、遺伝子翻訳システムなどの物質は、遺伝子を伴うことができる。ゲノムは、自然に生じる細胞にインストールされるか、又は、人造的な細胞様システムにインストールされる。(本発明により)提供された方法の実施の結果により生じる細胞様システム又は合成細胞は、所望のタンパク質などの遺伝子発現産物を産出するよう、設計及び使用できる。物質及び膜のタイプを伴い、広汎で様々なゲノムを含んでいる細胞又は細胞様システムの合成を可能にすることによって、(本発明により)提供された方法は、従来方法を用いて可能である場合以上の実験及び生物工学のより拡大する分野を可能にする。 (もっと読む)


エラーが最小限の核酸分子の合成するための方法が提供される。所望の完全長のヌクレオチド配列の断片を有することを目的としたオリゴヌクレオチド、及び、任意で、他の所望のヌクレオチド、例えば、基質に対してオリゴヌクレオチドが結合するためのヌクレオチドなどを含む。所望の完全長の配列の両鎖用のオリゴヌクレオチドが得られてよい。オリゴヌクレオチドは増幅されて、所望の完全長のヌクレオチド配列を有することを目的とした第一セットの分子にアセンブルされる。第一セットの分子は変性され、所望の完全長のヌクレオチド配列を有することを目的とした第二セットの分子を形成するようにアニールされる。第二セットの分子は、例えば、分子に沿ってランダムになされるのと同様に、配列エラーが存する第二セットの分子にブラントカットを形成する、エンドヌクレアーゼで、分子を混合することによって、さらに小さいセグメントに切断される。より小さいセグメントは、所望の完全長のヌクレオチド配列を有することを目的とした一セットの分子にアセンブルされる。核酸分子合成プロセスの終了近くに、この手法で分子の切断を促進することによって、他の方法で達成できるよりもさらに少ないヌクレオチドの配列エラーを有する、一セットの完全長の分子を得ることができる。 (もっと読む)


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