説明

インスピレーション バイオファーマシューティカルズ,インコーポレイテッドにより出願された特許

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生物学的に活性な組換えビタミンK依存性タンパク質を高レベルで産生する細胞株の作製法が記載される。トランスフェクトした細胞株は酵素をプロセシングする外来性遺伝子を含有せず、メトトレキサート耐性のような選択圧を施与しない。第VII/VIIa因子および第IX因子を産生する細胞株も記載される。それらの細胞株を用いて、血友病治療のための第VII/VIIa因子および/または第IX因子を単離することができる。 (もっと読む)


第IX因子のカルシウム結合特性の90%超を保持する、第IX因子の凍結調製物を調製する方法を開示する。トレハロースと共に調合した第IX因子は、25℃/60%の相対湿度(RH)、及び40℃/75%RHにて12週間保管後に、トレハロースを含めずに調合した第IX因子よりも優れた安定性プロファイルを示す。このデータは、トレハロースを該製剤に含めると、第IX因子の凍結乾燥産物を温度変化に暴露させるか、又は更に長期間室温で保管することが可能になることを示唆している。試験製剤は、10mMのヒスチジン(pH6.8)、3%のマンニトール、66mMの塩化ナトリウム、0.0075%のポリソルベート80を含み、かつ、1%のトレハロースを含むものと、トレハロースを含まないものであった。40℃/75%RH、又は25℃/60%RHで12週間にわたって保管したところ、トレハロースを含む製剤は、2〜8℃で保管した産物に匹敵していたが、トレハロースを含まない製剤は有意な凝集を起こし、活性を失うことが明らかになった。これらの2つの製剤は、−20℃及び2〜8℃での26週間のリアルタイム保管では、同様の安定性を示した。 (もっと読む)


グリコシル化部位の数の増加を備える第IX因子変異体について記載する。第IX因子変異体が、増加した半減期および/または回収率を有する。
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クロマトグラフィー法を用いて高度にシアル化された組換えビタミンK依存性タンパク質、特に第IX因子を分離する方法について記述する。高度にシアル化された組換えタンパク質の特性を示す。改善された第IX因子は少なくとも62%の、3または4のシアル酸残基を持つN−グリコシル化、ならびに改善された生物学的利用能および薬物動態特性を有する。 (もっと読む)


本発明は、生物活性ビタミンK依存性タンパク質、特に第IX因子を製造する商業的に実現可能な方法に関する。第IX因子は、少なくとも約15mg/Lのレベルで産生され、少なくとも25%生物活性である。当該方法は、ビタミンK依存性タンパク質が、組み換え細胞によって効率的に産生及びプロセシングされるように、1つ又は複数の対になった塩基性アミノ酸変換酵素(PACE)、ビタミンK依存性エポキシド還元酵素(VKOR)及びビタミンK依存性γ−グルタミルカルボキシラーゼ(VKGC)を好ましい比率で同時発現させることに関する。 (もっと読む)


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