説明

ソレンソン バイオサイエンス インコーポレーティッドにより出願された特許

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ピペットチップラック(100)とその製造方法に関して記載する。ピペットチップラックは、生分解性材料から構築されており、それにより環境に重大な影響を与えることなしに、埋め立てにおいて廃棄できる。ラックは、折りたたまれたシート材料から、一般的には、段ボール箱の様式で組み立てられ得、それにより、ピペッティング操作における実際の使用に対し十分な剛性を有する。ラックは、例えば、特定された向きで試験管またはピペット(300)を保持するために使用されている任意の既知配置のような様々な他の形で作られ得る。ピペットプローブがチップラックに格納されているチップと係合する際に、本来受ける負荷に対し、チップラックが十分耐え得るほど強固であり、かつそのチップラックが現実的な時間枠内で生分解性を有する。プローブによる係合のために、特定された配置で、多数のピペットチップを保持するように従来通りに構築および配置されたタイプのピペットチップラックを、チップを取り付ける操作の間、そのプローブによって加えられる力に耐えられるように選択および構成された生分解性材料からラックを構築することにより改善する。

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ピペットチップおよびそれを作製する方法を記載する。ピペットチップには、少なくとも2つの成分、すなわち輪状成分と管状体成分とが含まれてもよい。輪状成分は、異なる、比較的より従順な材料を含んでもよい。輪状成分は、管状体成分内に部分的または完全に入れ子式となるように受容されてもよい。または輪状成分はピペットチップの近位末端を含んでもよく、管状体成分は、ピペットチップの遠位末端を含んでもよい。管状体成分の一部は輪状成分によって入れ子式となるように、またはそうでなければそれに付着するように受容されてもよい。ピペットチップは、最初に輪状成分を成形する段階および次に管状体成分を成形する段階によって形成されてもよい。または、管状体成分を最初に成形して、輪状成分を管状体成分の中に、それに隣接して、またはその周囲に成形してもよい。

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