説明

ザ ユニバーシティー オブ リンカーンにより出願された特許

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結果として生じる非常に安定なコロイドから成る銀コロイド溶液の製造方法が記述され、その方法は、ヒドロキシルアミン塩の水溶液をアルカリ水溶液に添加する工程と、続いて前記混合物の中に金属イオンの水溶液を分散させる工程とを含み、前記ヒドロキシルアミンを前記金属イオンと混合した際に、そのアニオンが非常に低い水への溶解性を有する金属塩を形成することになるように前記ヒドロキシルアミン塩が選択される、金属コロイド溶液を製造する方法であって、前記金属イオン溶液は、前記金属イオンが前記混合物中に1秒以内に実質的に完全に分散される方法で前記混合物中に投入される。熟成期間は、上昇された温度におけるのが好ましく、結果としてコロイドの特性が更に変化を生じない安定状態をもたらす。前記コロイドを最大の安定性のためにポリスチレン容器中で製造し保存することが好ましい。このような方法で結果として生じるコロイドは、長い保存寿命を有し、小さい粒径および低い蛍光ノイズレベルを有する高い光散乱特性を示し、ラマン分光分析に特に好適である。 (もっと読む)


クエン酸リチウムを用いて硝酸銀を還元することにより、非常に安定な銀コロイド溶液を製造する方法が開示される。この方法においては、主要な工程は、(a)第一の量の水を、第一の所定の温度に加熱する工程;(b)第二の量の硝酸銀を前記水に加える工程;(c)前記混合物を第二の所定の温度に加熱する工程;(d)第三の量のクエン酸リチウム水溶液を前記混合物に加える工程;(e)前記混合物を、第二の所定の温度に、所定の時間、維持する工程;及び(f)前記混合物を冷却する工程からなる。混合工程は、持続する撹拌により起こる。コロイドは、高い光散乱特性、低いノイズ蛍光レベル及び長い貯蔵安定性を有する、強いSERS又はSERRSスペクトルを示し、ラマン分光法に特に適している。 (もっと読む)


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