説明

アトランティック・イナーシャル・システムズ・リミテッドにより出願された特許

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振動構造ジャイロスコープは、リング構造体(52)、外側フレーム(58)及び可撓性支持体(56e)を有し、外側フレーム内にリング構造体を保持するように配置された1対の対称な従属脚(60a、60b)を含む。金属トラック(80)が、リング構造体、従属脚及び外側フレームの上面に、絶縁表面酸化層上に配置されている。各可撓性支持体(56e)は、単一の駆動又はピックオフトランスデューサと連結された金属トラックを支持するように配置されている。金属トラック(80)は、8つの回路に対して繰り返され、1つの回路に対して各トランスデューサがある。トランスデューサと連結された金属トラック(80)の各回路は、外側フレーム状の第1の結合パッド(82)で始まり、第1の従属脚(60a)に沿って延び、リング構造体の8分の1のセグメント(84)を横切って、外側フレームに第2の結合パッドに第2の従属脚(60b)に沿って戻る。
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中央ハブ(43)から8つの柔軟な支持脚(44a〜44h)により支持されるリング構造体(42)を備えるジャイロスコープ構造体(41)である。キャパシタンス差を生じさせるために、1次駆動トランスジューサ(45a,45b)及び2次駆動トランスジューサ(46a,46b)はすべてがリング構造体(42)の外周周りに間隔を空けて配置され、キャパシタンス差を発生させるために1次ピックオフトランスジューサ(47a,47b)及び2次ピックオフトランスジューサ(48a,48b)はすべてがリング構造体(42)の内周周りに間隔を空けて配置されている。ジャイロスコープ構造体(41)は、キャパシタ差を生じさせるためにリング構造体(42)と間隔を空けて配置される、16個のキャパシタ板(49a〜49p)を備える。2つのグループのキャパシタ板(49a〜49d,49i〜49l)はすべてがリング構造体(42)の内周周りに配置され、2つのグループのキャパシタ板(49e〜49h,49m〜49p)はすべてがリング構造体(42)の外周周りに配置されている。それぞれのキャパシタ板(49a〜49p)は、リング構造体(42)の剛性を局部的に調整するためにリング構造体(42)に作用する既定の静電気力を発生させるために、配置されている。トランスジューサ(45a〜48b)及びキャパシタ板(49a〜49p)の配置によりリング構造体(42)とのキャパシタ差の変化の影響が減少し、ジャイロスコープ構造体のスケールファクタが改善される。
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