説明

株式会社ニューケミカルにより出願された特許

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【課題】樹脂成形品について、複雑な形状部分を有したものであってもマトリックス樹脂にフェノール樹脂を用いながら生産性の低下を伴うことなく高精度に成形できるようにする。
【解決手段】下型2にゲルコート塗装層50を設けて強化繊維シート60を敷設するとともに所定位置に置き駒5を配し、その後上型3を被せて上下両型の外周側重ね合わせ部分を所定の手段で密着させ、熱硬化性樹脂を注入して強化繊維シート60に含浸させながら型内部20に充填した後、所定の温度で加熱し熱硬化性樹脂を硬化させてFRP成形品を得るRTM成形方法において、その熱硬化性樹脂をフェノール樹脂とし、前記置き駒5が、軟質樹脂製の駒5aと硬質樹脂製の駒5bの組み合わせからなり型内部20でアンダー部分25aを有した隙間空間25を埋めるように配置される、ことを特徴とするものとした。 (もっと読む)


【課題】過剰な手間・コストを要することなく、中空部を有する繊維強化樹脂成形品を精度高く製造する方法を提供する。
【解決手段】中空部5bとその開口部20bを有する成形品を製造する繊維強化樹脂成形品の製造方法において、その真空バッグ10は、被成形物3の中空部5b内に挿入させて内側から密着する内バッグ10bと、外型21,22の外面総てを覆って密着する外バッグ10aとからなり、内バッグ10bの開放側端縁が外バッグ10aの切り欠き部端縁に内外気密的に接続されてなり、真空バッグ10内を減圧することで外バッグ10aを外型21,22の外面に密着させて外側から押圧するとともに、内バッグ10bを内側から密着させて被成形物3を外型21,22の内面に押圧し、且つ非加圧雰囲気内で加熱する。 (もっと読む)


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