説明

フォーヒューマンテック カンパニー リミテッドにより出願された特許

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本発明は、多量体タンパク質導入ドメイン(PTD)又はスペーサ組み込み型PTDを含む核酸結合分子を用いて、細胞の中に核酸を導入する方法に関する。また、本発明は、核酸結合分子と複合又は接合している核酸を含む新規の組成物に関する。核酸結合分子は、多量体PTD又はスペーサ組み込み型PTDを含んでいてもよく、さらに核酸結合領域を含んでいてもよい。本発明の核酸複合体又は核酸接合体は、標的遺伝子の発現の阻害及び/又は標的遺伝子の機能の判定に用いられてもよい。
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【課題】虚血によって惹起される疾患及び疾病を治療するための医薬組成物並びにそれを伝達するための方法を提供する。
【解決手段】本発明の医薬組成物は、ホスホリパーゼ(PL)ポリペプチド及びタンパク質導入ドメイン(PTD)の結合体を含んでいる。PCL−δは、細胞質内カルシウムのレベル調節において主要な役割を果たす。心筋虚血時に、細胞質内カルシウムの蓄積は、病原性の変化を媒介する。本発明によれば、心臓及び脳のような組織で低酸素症を惹起する虚血性疾患又は疾病が、PTD−PL結合体の投与によって予防又は緩和され得る。
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