説明

國立臺灣大學により出願された特許

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【課題】機能的に連結された上流および下流のタンパク質の収率を高められるように、完全に自己切断できる改良された2A様配列を同定するシステムを提供すること。
【解決手段】本発明のシステムは、翻訳段階で自己切断活性を有する2A様配列を同定するための昆虫システムであって、プロモーターと、このプロモーターに機能的に連結され且つ分泌型アルカリホスファターゼ(SEAP)をコードする第一ポリヌクレオチドと、第一ポリヌクレオチドに機能的に連結された候補配列と、この候補配列に機能的に連結され且つ強化緑色蛍光タンパク質(EGFP)をコードする第二ポリヌクレオチドと、を有する組換えベクターに感染した昆虫細胞を備え、昆虫細胞における蛍光分布パターンが、候補配列が2A様配列であるか否かを決定する指標として利用され、蛍光が細胞核を含めて昆虫細胞内に均一に分布する場合には、候補配列が2A様配列である一方、蛍光分布パターンがドーナツ形を有し且つ細胞核外のスペースのみに限られる、または細胞外培地に分泌される場合には、候補配列が2A様配列ではない。 (もっと読む)


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