説明

アリストトル ユニバーシティ テッサロニキ−リサーチ コミッティーにより出願された特許

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本発明は排気ガスの希釈(ディリュータ)、とくにエンジンまたは乗用車に用いられる装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、運動部分を用いずに排気ガス系統における排気ガスの背圧にかかわらず、一定の希釈率を維持し得る装置および方法に関する。提案されている希釈器は、排気の流れの中に単に配置するだけの毛管状のダクトを通してサンプリングされる極めて小さい排気ガスの細片を利用している。当該細片は、自由に外気中に排気される。毛管中のサンプルの流速は、毛管の出口において負圧の維持が達成されるように調整される。希釈された排気は、ついで安定化チャンバにて集められ、温度、湿度および滞留時間に捕捉されるときにエアロゾールになるように調節される。複数の毛管および安定化チャンバがカスケード状に連結されると、希釈率が増加する。最終の希釈段の後、粒子のサンプルは、比重の計測のためにフィルタに捕捉されるか、回転計、表面監視装置もしくは他の技術によって分析されるか、粒子の物理的または化学的特徴によって利用される。好ましい実施例において、毛管ダクト皮下注射針によって実現され、2つのカスケード接続された皮下注射針/安定化チャンバが組み合わされて、所望の希釈率を得る。他の実施例において、排気ガスは、後処理装置の上流および下流にそれぞれ設けられた2つのプローブによって希釈器の毛管ダクトに導かれる。閉鎖弁によって、排気ガスは、プローブの上流または下流のいずれにも希釈器の毛管へと導かれ、装置の濾過効率を評価する。
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本発明は、金属フォームをベースにした排気ガス処理のための装置に関する。適切な触媒コーティングを用いることにより、当該装置は、酸化触媒、3元触媒、NOx除去触媒、およびNH3スリップ触媒を含む、ディーゼルおよびガソリン・エンジン用触媒コンバータとして用いることができる。フォーム構造であるために、表面積大きく、混合率が高くなり、触媒性能を高めることができる。当該装置は、ディープ・ベッド濾過を採用しており、ディーゼルおよび直接噴射式ガソリンの両エンジンの粒子状物質を濾過するために並列に配置して用いることができる。本発明は、隔壁(5)によって隔てられた1を超える数のフォーム部(4a、4b)を用いるマルチプル・パス放射流概念を採用している。
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