説明

米田工機株式会社により出願された特許

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【課題】 従来の過冷却冷凍処理ではマグロ等の大型食材に不向きであった温度設定−50℃などの超低温であっても適用でき、解凍時に変色や劣化の少ない良好な鮮度に維持することができる業務用の急速冷凍装置を提供する。
【解決手段】 肉厚食材を載せ置く導電体の棚板11と、棚板11を電気的に絶縁する絶縁体12を備えた食材載荷台10と、肉厚食材の中心付近に差し込んで配設する電極棒20と、食材載荷台10と電極棒20に対して交番高圧電場を印加する電場形成装置30を備える。電場形成装置30により肉厚食材に交番高圧電場を印加して過冷却冷凍を行いつつ、冷凍庫内において肉厚食材を外周側から中心部に向かって順次凍結させる。肉厚食材の外周側に氷結帯が生じた後も、肉厚食材の内側の未凍結部位に電極棒20が位置しているので内側から交番高圧電場が印加されるので、未凍結部位への過冷却冷凍処理が継続される。 (もっと読む)


【課題】 扱いやすく小型の卓上調理器具において、火力による食材の直炙りとともに、過熱水蒸気による食材の調理を可能とする調理器具を提供する。
【解決手段】 食材支持部10は下方との通気性が確保されている。熱源容器20は食材支持部10の下方に設けられ、熱を発する熱源200を収める。水蒸気発生容器30は熱源容器20の底面および側面を外側から覆うもので水を貯蔵せしめるとともに熱源200からの熱により水蒸気を発生させる。生成された水蒸気が熱源容器20外から熱源容器20内に向けて水蒸気が噴出されるように熱源容器20の壁面に水蒸気噴出孔22が設けられている。熱源200の上方に噴出された水蒸気が熱源200により強く加熱され、過熱水蒸気が生成される。食材300は熱源200からの放射熱による炙り焼き調理と、食材支持部10の下方から当てられる過熱水蒸気による調理の双方により調理が可能となる。 (もっと読む)


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