説明

アーチ セラピューティクス, インコーポレイテッドにより出願された特許

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癒着の形成に対するバリアを形成する自己集合物質を、出血または流体の漏出がないかまたは実質的に停止した後に、それを必要とする部位に投与することにより癒着の形成を予防または制限する方法を開発した。一つの実施形態において、自己集合物質は、以下の式I〜IVの一つ以上に適合するアミノ酸残基の配列を有するペプチドを含む:((Xaaneu−Xaa)x(Xaaneu−Xaa)y)n(I)、((Xaaneu−Xaa)x(Xaaneu−Xaa)y)n(II)、((Xaa−Xaaneu)x(Xaa−Xaaneu)y)n(III)、((Xaa−Xaaneu)x(Xaa−Xaaneu)y)n(IV)、式中Xaaは正電荷を有すアミノ酸残基を、Xaaは負電荷を有すアミノ酸残基を示し、xおよびyは、それぞれ1、2、3、または4の値を有す整数であり、そしてnは1〜5の値を有す整数である。 (もっと読む)


自己組織化ペプチドおよびペプチド模倣物は、漏出性の、または損傷を受けたタイトジャンクション、および弱いか、病的か、または傷害を受けた、細胞外マトリックスに関連する障害を治療および支持するために使用され得る。この自己組織化物質は、通常、その物質が、ECMに見られる糖タンパク質と反応するか、または相互作用することを可能にする、親水性残基と疎水性残基とが交互になっているもの、または疎水性の部分および/もしくは親水性の部分を有する。治療の必要な部位に、または治療の必要な部位の近くに、これらの物質による治療が適用される疾患としては、糖尿病性網膜症、敗血症、熱傷、およびある特定の神経変性疾患(例えば、パーキンソン病およびアルツハイマー病)が挙げられる。
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