説明

マルティベイス・ソシエテ・アノニムにより出願された特許

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1−ブテンモノマーの単独重合若しくは共重合によって得られる熱可塑性ポリマー、又は1−ブテンモノマーの単独重合若しくは共重合によって得られる熱可塑性ポリマーと1種以上の相溶性熱可塑性ポリマーとの混合物からなるポリマー部分(a)、ASTM 926試験法によって測定される最小ウイリアムズ可塑度が30であり、且つ1分子あたり平均少なくとも2つのアルケニル基を有するポリジオルガノシロキサン(b)、1分子あたり平均少なくとも2つの、水素原子に直接結合したケイ素原子を有するオルガノヒドリドケイ素化合物(c)、ヒドロシリル化触媒(d)を含む組成物からフレキシブルパイプを製造する方法であって、(i)触媒(d)の存在下で化合物(b)及び(c)の架橋によって得られる硬化ポリジオルガノシロキサン(B1)を供給すること、(ii)前記硬化ポリジオルガノシロキサン(B1)を前記ポリマー部分(a)に分散させ、熱可塑性エラストマーを得ること、及び(iii)前記熱可塑性エラストマーを、例えば、押出成形によってフレキシブルパイプに成形することを含む方法である。使用する熱可塑性エラストマー及び得られるパイプは、飲料水汚染との関連で規格KTW−270(A)の条件に適合する。 (もっと読む)


ポリオレフィン母材から形成される熱可塑性組成物を得る方法が開示され、前記熱可塑性組成物は、230℃において2.16kgの下で測定した場合に2g/10分〜100g/10分の流動インデックスを有するポリプロピレンと、セディグラフで測定した場合に少なくとも1μmのメジアン径D50、並びに少なくとも1つのコンパウンディング押出機を用いて粘弾性状態のポリオレフィン母材中に層状タルクを分散させることによる、母材への導入前で少なくとも4及び熱可塑性組成物中で測定した場合で少なくとも3のラメラリティインデックスを有するタルクである層状無機充填剤とを含み、前記方法は、(a)ポリプロピレンの作業温度に少なくとも等しい温度で前記組成物を加熱及び混練することにより、ポリプロピレン母材と層状無機タルク粒子との粘弾性混合物を形成すること、(b)粘弾性混合物を熱機械的作業へゆだねること、(c)粘弾性混合物から揮発成分を除去すること、(d)工程(c)から得られる粘弾性混合物を産業上有用な粒状材料に変換させることを含み、層状無機タルク粒子の初期のモルフォロジ特性を実質的に保持しながら、ポリプロピレン母材における層状無機タルクの制御された均質な分散及び分配を得るために、粘弾性混合物を、工程(a)及び工程(b)中に200s-1以下の弱い制御された速度の剪断にかけ、且つ粘弾性混合物を、工程(b)中に、コンパウンディング押出機の少なくとも1つのスクリューの全長の少なくとも25%である特定帯域において少なくとも1つの伸張及び緩和のサイクルにかけることを特徴とする。また、自動車産業、屋内電気器具産業、電子産業、建築産業、建設産業、内部設計産業、スポーツ及びレジャー産業(包装又は玩具)に関する製品の製造における、上記方法によって得られる熱可塑性組成物の使用も開示される。 (もっと読む)


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