説明

遠東生物科技股▲ふん▼有限公司により出願された特許

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【課題】インフルエンザウイルスの表面抗原タンパク質である、赤血球凝集素(Hemagglutinin、HA)の活性を抑制する医薬組成物およびその調製方法の提供。
【解決手段】ラン藻を低温で崩壊させる調製方法によって得られるラン藻抽出液からなる医薬組成物。該調製方法は以下のステップを含む:(a)ラン藻を非有機溶剤と混合して懸濁溶液を作製する。(b)該懸濁溶液を0℃以下の温度で冷凍し、冷凍ブロックを作製する。さらに低温で冷凍ブロックを融解し、このステップを2回以上繰り返す。(c)冷凍ブロックを融解後、ラン藻残渣およびラン藻抽出液を分離する。(d)分離後の抽出物を集める。この医薬組成物は、A型および/またはB型インフルエンザウイルスの赤血球凝集素とシアル酸(sialic acid)の結合を効果的に抑制し、さらにインフルエンザウイルスの感染および複製を抑制する目的を達成した。 (もっと読む)


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