説明

株式会社金星により出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】 低消費電力タイプの分散型無機EL素子用蛍光体を提供する。
【解決手段】 分散型無機EL素子用蛍光体は、ドナー元素イオンを蛍光体母結晶内部に多量に固溶せしめn型半導体化させると共に、蛍光体表面に、電子及び正孔(ホール)の供給源となる材料を点在・分散化させる構造とした。電子及び正孔の供給源となる材料として光の反射効率の高いAl、Agなどの金属を使用した場合、蛍光体表面に占める面積比率を50%としても、金属薄膜において反射・吸収を繰り返すことにより、最終的に外部に出ることが出来た光の確率(η)は約90%となり、発光効率上はほとんど問題がない。又、電子及び正孔の供給源となる材料として仕事関数の小さなMgなどの金属材料を用いる時は、蛍光体表面に占める面積比率を20%〜30%程度に低くすれば、発光効率上ほとんど問題がなくなる。 (もっと読む)


1 - 1 / 1