説明

南京工▲業▼大学により出願された特許

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本発明はメソ多孔性複合酸化チタン及びその調製方法を開示し、該材料はメソ多孔性酸化チタンの外表面及び孔壁に炭素、ケイ素、硫黄、リン、セレニウムのうちの少なくとも1種の元素を含む無機物を複合化し、元素質量に換算する無機物の含有量が多孔性複合酸化チタン材料の質量の0.01%〜25%であり、メソ多孔性複合酸化チタン材料の孔分布は少なくとも1つの最確孔径が3〜15nm、比表面積が50〜250m/g、細孔容積が0.05〜0.4cm/gである。本発明の材料が触媒担体とすると水素添加脱硫黄反応の転化率は98%にも達し、リチウムイオン電池の負極材料とする時の比容量は220mAh/gにも達し、且つ材料の調製方法が簡単で、コストが低く、工業化の量産に適する。 (もっと読む)


原料が容易に入手され、調製条件とプロセスが簡単で制御しやすく、細孔構造を微孔質とメソ多孔質の範囲内に調節可能で、結晶形の混合やブレンドが便利である、微孔質・メソ多孔質構造のチタニア又はその前躯体を速やかに調製する方法において、アルカリ金属チタン酸塩を原料として、温度20〜250℃、湿度2〜100%の湿気雰囲気で0.5〜72時間反応した後、水又は酸溶液で洗浄し、さらに空気焼成又は溶媒熱処理を行うことを特徴とする方法である。この方法は従来の技術に比べると、反応時間が短く、調製コストが低く、構造が制御しやすく、量産に好適であるといった著しい利点を有する。このような微孔質・メソ多孔質構造のチタニア又はその前躯体は、最確孔径が1〜20nm、細孔容積が0.05〜0.4cm/g、比表面積が30m/gより大きい。 (もっと読む)


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