説明

シャンハイ ジャオトン ユニバーシティにより出願された特許

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EGFRの3D結晶構造に基づいて得られた、EGFRの表面ポケットに結合する新規のペプチドリガンド(Leu−Ala−Arg−Leu−Leu−Thr)を提供する。上記ペプチドリガンドがリポソーム表面のPEG部分の末端にコンジュゲートした場合、EGFR高発現癌細胞(H1299及びSPCA1)によるリポソームの結合及び取込みは特異的且つ効率的に誘導される。リポソームに含まれる抗癌剤ドキソルビシンの標的指向性デリバリーによって、in vitroの細胞に対するより優れた治療効果が得られる。In vivoでは、上記標的指向性リポソームを尾静脈から注射し、異種移植された腫瘍組織中のそれらの分布及び蓄積を、生体蛍光イメージングシステムを用いて経時的に観察する。LARLLTによる指向性リポソームは腫瘍部分に次第に濃縮され、注射後80時間以上、選択的に保持されることが示された。 (もっと読む)


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