説明

ZENTA株式会社により出願された特許

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【課題】ロウソクやオイル等の汎用の熱源を利用し、小型で高効率の温度差発電装置を提供する。
【解決手段】熱電変換素子2の両側に加熱板3と放熱板4を張り合わせ、熱源を格納した筐体5の上部開口に配置する。加熱板3は、この開口の一部を塞ぎ、空気が筐体5に出入りするための通気口9を設ける。この通気口9から、熱源へ外気が供給される。同時に、熱源の燃焼による高温ガスが加熱板3を加熱しながらこの通気口9から排出される。放熱板4は、放熱を助長するためにヒートパイプ8が接着され、その近傍にファンが設置される。ファンは、熱電変換素子2から出力される電力で駆動し、その回転で、その周囲の空気を強制的に流し、放熱を助長し、温度差発電装置1の発電効率を向上させる効果を有する。 (もっと読む)


【課題】廃熱等の熱エネルギーを利用して低コストでメンテナンスの容易な小規模形態の発電システムを作る。
【解決手段】温度差により熱エネルギーを電気エネルギーに変換するゼーベック素子9を、2つのヒートパイプ10,11の一端で挟持し保持体12で結合する。一方のヒートパイプ10の他端10bは高温の温泉7に浸し、他方のヒートパイプ11の他端11bは低温の温泉8に浸す。高温の温泉と低温の温泉は同一の温泉で、温泉は流路の中間域14で冷却される。温泉は余剰で廃棄される熱媒体であり、発電ユニット1は小規模な構造で、かつ低コストで容易に設置ができる上、メンテナンスも容易である。 (もっと読む)


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