説明

株式会社TMCにより出願された特許

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【課題】射出成形による量産時の適正を早期に把握するのに適した試作品と、試作品製作用の加工用素体を提供する。
【解決手段】可動側型板内の可動プレートを初期位置に固定して型締めし(ステップS10,S12)、射出スペースに溶融樹脂を射出充填して硬化させ、その後型開き・ゲートカットして一層目の薄板を成形する(ステップS14〜S18)。その後、可動プレートを固後退させて新たな射出スペースを形成し(ステップS22)、所定の厚みの積層体となるまで、前記ステップS12〜18,S22を繰り返す。所望の厚みの積層体が成形されたら(ステップS24のYes),積層体を離型し(ステップS26)、該積層体を加工用素体として切削加工し(ステップS28)、試作品を得る。この試作品は、量産予定の製品に近い特性を有しているため、強度試験(ステップS30)などを行ってそのデータを利用することができる。 (もっと読む)


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