説明

リミテッド・ライアビリティ・カンパニー・”ユナイテッド・リサーチ・アンド・デベロップメント・センター”により出願された特許

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本発明は優れた物理的および機械的特性および官能特性、特にその使用波長を拡大する官能的特性を有するポリジシクロペンタジエンに基づくポリマー材料の調製を目的とする。本発明が目指す技術的結果は重合開始時間を制御し、触媒の消費を少なくし、かつ製品の物理的特性および機械的特性を改善する可能性を確保することである。この技術的結果は以下の一般式:
【化1】


[式中、Lは以下の基:
【化2】


から選択された置換基である。]

有する化合物および変性添加剤をジシクロペンタジエンの重合用触媒として混合物中に触媒/ジシクロペンタジエンモル比1:70000〜1:1000000で適用することによって達成される。重合は30〜200℃の温度で行われる。変性添加剤はこの触媒によって活性化され、重合に関与する。 (もっと読む)


本発明は、ジシクロペンタジエン(DCPD)開環メタセシス重合触媒およびその製造に関する。式(1)のメタセシス重合触媒(式中、Lは、N1、N2、N3、N4、N5を含む群から選択される置換基である。)の権利を主張する。式(I)の触媒(式中、LはN〜Nである。)の製造方法は、第2世代グラブス触媒をN,N−ジアルキル−(2−ビニルベンジル)アミンまたは1−(2−ビニルベンジル)ピロリジンまたは4−(2−ビニルベンジル)モルホリンと、不活性雰囲気中で60〜85℃において溶媒の存在下において反応させ、ジアルキル−は、メチルエチレン−またはメチル(2−メトキシエチル)である。更に、式(1)の触媒(式中、LはN〜NまたはNである。)の製造方法も開示する。この方法は、ルテニウムのトリフェニルホスフィン錯体を、テトラヒドロフラン中で溶媒沸点において不活性雰囲気中で1,1−ジフェニル−2−プロピン−1−オールと相互作用させ、次に室温において不活性雰囲気中でトリシクロヘキシルホスフィンと相互作用させ、そのようにして製造されるルテニウムのインデニリデン錯体を回収し、次に前記錯体を1つのリアクター中で段階的に1,3−ビス−(2,4,6−トリメチルフェニル)−2−(トリクロロメチル)イミダゾリジンおよび2−(N,N−ジアルキルアミノメチル)スチレンまたは1−(2−ビニルベンジル)ピロリジンまたは4−(2−ビニルベンジル)モルホリンと、トルエン中で60〜70℃に加熱しながら不活性雰囲気中で相互作用させることを含み、ジアルキルはジメチル、ジエチル−またはメチルエチル−またはメチル(2−メトキシエチル)−である。更に、上記触媒を使用するジシクロペンタジエンのメタセシス重合の方法も開示する。技術的結果は、触媒収率の増加および高い適用性を有するポリジシクロペンタジエンの製造を可能にする。

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