説明

株式会社 測機器により出願された特許

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【課題】平常時には壁面に面する位置など空間の有効活用が図れる位置に免震対象物を配置し、地震発生時には、4方向で障害物のない位置へ移動して免震動作を発揮する免震装置である。
【解決手段】固定ベース3と、免震対象物が載置される移動テーブル5と、その間に設置される免震機構部6とを有する免震装置において、第1に、移動テーブル5に原点設定バネポスト7を設け、固定ベース3に固定バネポスト7を複数箇所設ける。第2に、複数箇所の固定バネポスト17、18と原点設定バネポスト7とをスプリング15、16で接続する。第3に、スプリング15,16の付勢力の強さと、各バネポスト17,18の位置の設定で、移動テーブル5が安定停止する位置である原点位置を固定ベース3の位置と偏心する位置に設定する。第4に、移動テーブル5と固定テーブルとをズレのない位置で地震感知時にのみ解除されるストッパー19で固定する。 (もっと読む)


【課題】例えば構造物の内部、または外部に設置され、物品等を支持する構造物(構造体)からの鉛直方向の振動による衝撃から物品等を保護しながら、これを支持する鉛直免震支持装置において、鉛直方向の振動を遮断する上で、鉛直方向を向いたばねと鉛直振動を減衰させるためのダンパの使用をしない。
【解決手段】構造体1の水平面上に設置されるベース2と、ベース2上に水平方向に相対移動自在に支持され、傾斜面3aを有する移動体3と、移動体3の傾斜面3aに沿い、傾斜面3aに対して相対移動自在に傾斜面3a上に載置される昇降体4と、移動体3に接続され、移動体3をベース2に対する相対移動後に原位置に復帰させる復元力を発揮し、平常時に昇降体4の鉛直荷重を負担して平衡状態を維持する復元部材5から鉛直免震支持装置6を構成する。ベース2の鉛直振動に伴い、移動体3が水平方向に相対移動し、昇降体4がベース2に対して昇降する。 (もっと読む)


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