説明

ニトラ−ジェン エルエルシーにより出願された特許

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電気式プラズマアーク装置及び方法により、装置の近傍で抽出される周囲空気のみを用いて窒素化合物が製造される。この窒素化合物は水処理系と接触して、硝酸塩を現場で生成する。水処理系に硝酸塩を導入することによって、それにより脱窒素微生物が、その硝酸塩を利用して、利用可能な炭素栄養分を求めての硫酸塩還元細菌(SRB)との競合に打ち勝つことによって、つまりSRBが硫化水素を産生するのを防止することによって、水処理系中に存在している硫化水素が除去され、また、その硫酸塩還元細菌による硫化水素産生も解消される。脱窒素微生物を含有している水処理系中に作出された硝酸イオンは、微生物増進油回収機序により、油回収を増進し得る。さらには、この電気式プラズマアーク装置及び方法は、硝酸塩の輸送と貯蔵、及び、天然ガス及び水の途切れない供給の必要性を含めて、従来の処理技術にかかる大きなコストを解消する。 (もっと読む)


本発明の装置および方法は装置に近接して抽出される水、天然ガスおよび空気から硝酸イオンをオンサイトで製造する。装置は硝酸イオンを発生させ、硝酸イオンを水系システムと接触させる。硝酸イオンをシステムに導入することにより、水系システム中に存在する硫化水素が除去され、硫酸還元菌(SRB)による硫化水素の生産が排除される。それにより、硝酸塩を使用する脱窒微生物が利用可能な炭素栄養素を競合する硫酸還元菌を凌駕し、したがってSRBが硫化水素を生産するのを防止する。装置により発生し、脱窒微生物を含む水系システムに加えられる硝酸イオンは微生物攻法メカニズムにより油の回収を増進することができる。 (もっと読む)


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