説明

創文社印刷株式会社により出願された特許

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【課題】 従来の写経用紙には表面に経文が印刷されているためインキの影響で紙に直接墨がのらず書き心地が悪い、初心者に敷居が高く上手に書き写す事ができない、下敷きの手本がズレるなどの問題があった。そのため写経を途中で挫折してしまう者や、写経を始める事を躊躇する者が多かった。そこで様々な効用や功徳があるとされている写経の普及には、誰にでも簡単で上手に書く事のできる写経用紙を発明する必要があった。
【解決手段】 用紙の裏面に手本となる写経の経文を逆向きに印刷し、表面から透けて見える経文をなぞり書きができるようにした。本考案の写経用紙ではインキの影響で紙に直接墨がのらず書き心地が悪くなる事がない。また、手本と罫紙がズレる心配もなく、意識を集中し写経をする事ができる。にじみの少ないサイジング処理された用紙を採用する事で美しい経文が書ける。以上の理由より写経を手軽に誰にでも始める事ができ、上達も早いため、写経の普及に大きく貢献する事ができる。 (もっと読む)


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