説明

株式会社カラットにより出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】 二層式フライヤーにおいて、揚げカスに付着した油分、及び水にコーティングされた粒状の油等が水に混入して下水に流されるのを防ぐ必要がある。そこで、本発明者は、排水トラップの形状を工夫することにより、油切トラップを開発し、本発明の油切トラップを油槽内の底部に設けることにより、別置きの濾過装置を設けることなく油分を分離し、油槽内上部の油層へ戻すことで環境汚染の軽減と経済的効果を同時実現する分離技術を提供するものである。
【解決手段】油槽の底部中央にある排水口に油切トラップを設け、水層内を逆略円錐形状で回りながら排水口に流れ込んでいく油分の付着した揚げカス等が排水口に吸い込まれる際に油切トラップにぶつかりその衝撃で油分を分離させ、油きりトラップの上方にモーメントを作用させ油分を調理用油の層に戻すようにした。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、従来技術にて注目されていない中間層に着目し、油層の動きを封じつつ、該中間層を冷却補給水にて抑制、防止、又は破壊して揚げカス等が自然沈殿をしやすい環境を作り、更に、油層下部の冷却効率を上げることで水蒸気爆発等からの安全性を確保する技術の提供。
【解決手段】 比重差により油槽の上部に油槽、下部に水層配したフライヤーにおいて、水層部に注入する冷却用の補給水の取付位置、流量を特定し、水層からの排水量と注入量を同量として水層内に特定の流れを作り、油層と水層の境界面に発生する油分と水分の分散系溶液の生成を抑制し、又は両親媒性物質がミセルを形成することによる液滴の分散系溶液の安定化を防止し、更にはこの分散系溶液で構成される中間層を特定の範囲で破壊することで、揚げカス等の沈殿を促進させる揚げカス沈殿促進方法及び該方法の実施に適した二層式フライヤーとした。 (もっと読む)


1 - 2 / 2