説明

ザ チャンセラー,マスターズ アンド スカラーズ オブ ザ ユニバーシティ オブ オックスフォードにより出願された特許

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本発明者らは、肝線維症および硬変症を診断するための、ヒト血漿タンパク質バイオマーカーの新規なパネルを提案している。現在、肝臓の線維症を評価する信頼できる非侵襲的方法は存在しない。2D−PAGEベースのプロテオミクス試験を使用して潜在的な線維症のバイオマーカーを同定した。C型肝炎ウイルス(HCV)による感染によって誘発された肝硬変を有する患者の血漿を分析した。肝臓瘢痕化と関係があり、おそらくウイルス感染とも関連があるいくつかのタンパク質を同定した。これらのタンパク質は、14−3−3タンパク質ゼータ/デルタ、アディポネクチン、アファミン、アルファ−1−アンチトリプシン、アルファ−2−HS−糖タンパク質、アポリポタンパク質C−III、アポリポタンパク質E、C4b−結合タンパク質ベータ鎖、完全/切断型補体C3dg、コルチコステロイド結合グロブリン、フィブリノゲンガンマ鎖、pH5.46〜5.49のベータハプトグロビン、ハプトグロビン関連タンパク質、ヘモペキシン、免疫グロブリンJ鎖、ロイシンリッチアルファ−2−糖タンパク質、脂質輸送阻害剤タンパク質、レチノール結合タンパク質4、血清パラオキソナーゼ/アリールエステラーゼ1、性ホルモン結合グロブリンおよび亜鉛−アルファ−2−糖タンパク質を含む。これらのバイオマーカーはWO/2008/031051中のポリペプチドと共に使用することができる。これらの新規なバイオマーカーの濃度はイムノアッセイを使用して決定することができ、この場合濃度は線維症の程度を反映し得る。新規なバイオマーカーのそれぞれに関する線維症のスコアリングスケールを示す。全ての新規なバイオマーカーのスコアによるさらなる結果は、個々のバイオマーカーを調べるよりも信頼性の高い線維症の程度の指標を与えるであろう。
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細胞侵入が可能である脂質粒子を使用して細胞コレステロールレベルを低下させる方法を提供する。そのような脂質粒子は、細胞コレステロールレベル増加に起因する又は細胞コレステロールレベル増加を随伴する疾患又は状態を処置又は予防するために、及びその複製を細胞コレステロールに依存するウイルスに起因する又は関連づけられる疾患又は状態を処置又は予防するために使用することができる。 (もっと読む)


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