公園や牧場、道路脇などの境界のために設置される組立式フェンスに関する。支柱１０の前後に備えられる凹入溝１２、１４に、互いに隣接する複数の組付け孔１６及び係合孔１８を、等間隔で設ける。支柱１０に網体２０を連結固定する連結具３０は、係合部３２と、これを介して互いに連なる、長い連結棒３４及び短い支持棒３６とを有する。係合部３２により網体２０に係合した状態で、連結棒３４は、支柱１０の組付け孔１６を貫き、また、支持棒３６が、組付け孔１６に隣接した係合孔１８に組み付けられる。この後、支柱の後方に突出した連結棒３４にナット３８を締結固定してフェンスＡを構成する。支柱１０の強度を補強し、また、連結具３０を用いた網体２０の組立作業を容易にし、フェンスＡの設置後、連結具３０の係合部３２や連結棒３４及びナット３８などが、支柱１０から大きく突出せずに、滑らかな外観を維持できる。 （もっと読む）

本発明は、都市の美観及び建設現場からの歩行者保護のために、建設現場と歩道の間に設置される遮蔽板設置構造に関する。本発明は、Ｈビーム１０に連結固定される足場棒１２に、クランプ３０を用いて、それぞれ隣接する左右パネル２０をクランプ固定するように構成するにあたり、各パネル２０は、前面部２１に補強リブ２２を設けており、左右の側面部における中央部には、左右方向に対して傾斜して延びる組付凹部２３及び組付凸部２４を有し、これらにより左右に互いに組み付けられる。このようにして、緊密で堅固な組付けができる。クランプ３０は、パネル２０との係合のための係合片３５が、ボディー３１と連結片３４とを連結する軸ピン３３を軸として回転できる。傾斜した地面に設置する際、足場棒１２を地面と同じ傾斜角にしても、クランプ３０によるパネル２０のクランプが可能なようにして、最小個数の足場棒１２で設置できる。 （もっと読む）