説明

ヴィーム リミテッドにより出願された特許

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歳差情報だけに基づいて海洋船舶の運動を安定化するためのジャイロスタビライザー制御システム及び方法。制御システムは自動利得制御(AGC)歳差コントローラ(60)を用いる。システムはジャイロフライホイール(12)に可能な限り大きな歳差−歳差が大きくなるほど、ロール安定化モーメントが大きくなる−を発現させるように、常に漸進的に最小化される利得因子を用いて動作する。この連続利得変化により、海況及び航行状態の変化への適応が与えられる。システムは最大歳差に到達する確度を有効に予測する。このイベントが検出されると、制動歳差トルクを与えるため、利得が急速に高められる。イベントが過ぎてしまうと、システムは再び利得を漸進的に低下させようとする。
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ジャイロスタビライザー歳差運動センサ(10)及び船舶ロール運動センサ(14)からのセンサ信号を利用できるか否かを検出するセンサ障害検出手段(16)を備える船舶スタビライザー制御システム(12)。制御システム(12)はジャイロスタビライザー(4)に機械的に結合されたジャイロアクチュエータ(8)の作動を制御する。プロセス制御変数を供給するセンサの障害検出を用いる利点は、利用可能なプロセス制御変数(またはセンサ)の検出された数を用いて階層化制御モードシステムを作動させ得ることである。それぞれの階層化制御モードは利用可能なプロセス制御変数を用いて、センサ障害及び電源喪失を許容する、ジャイロスタビライザー(4)の安全で有効な動作を保証するように設計される。利用可能なプロセス制御変数の数に基づいて適切な制御モードを選択するため、制御モードセレクタ(18)が備えられる。
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