説明

富山フィルタートウ株式会社により出願された特許

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【課題】紡糸ノズル部から吐出される繊維を横切る加熱ガスの流れを極力低減して、フィラメント同士の膠着や切断をなくし、紡糸の安定性を向上させると同時に、単繊維の表面におけるスキン層の発生をなくして、繊維断面の異常を発生させない高品質のフィラメント束を得る乾式紡糸方法を提供する。
【解決手段】中央部に上下に貫通する開口82aを有し、その開口82aを囲んで配された多数の吐出孔82bを有する重合体溶液吐出ノズル部82の吐出孔82bを通して重合体溶液を紡糸筒2内に吐出し、中央に逆円錐状空間を有するフィラメント束Fを形成する。このとき、紡糸筒内に加熱ガスを供給する。この加熱ガスの一部をフィラメント束の周面に沿って下方に流れる第1の流れとし、加熱ガスの残部を紡糸口金の前記開口を通してフィラメント束の前記逆円錐状空間内に送り込み、下方に流して第2の流れとする。 (もっと読む)


【課題】 生産中のアセテートトウの捲縮レベルを水分付与量で自動制御し、捲縮付与装置のクリンプ圧力条件を変更することなくアセテートトウの捲縮レベルを規定の範囲に保ち、安定した品質の製品を提供する。
【解決手段】 アセテートトウバンド(5) が工程の様々な変動要因により捲縮レベルが変化し品質が悪化する解決策として、捲縮付与装置(7) に搬送される前のアセテートトウバンド(5) に適量の水分付与装置(6) を設けるとともに、乾燥機(8) により乾燥されたのち密度量測定装置(9) を設け、捲縮レベルの変化に応じて水分の付与量を自動調整することで特に意識することなく常に品質規格を満たすアセテートトウを提供する。 (もっと読む)


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