説明

共和工業株式会社により出願された特許

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【課題】互いに屈曲する形で配された第1板部と第2板部の双方に亘って第1成形品と第2成形品との境界部分が形成された多色成形品を成形可能な多色成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】トリムボード20は、第1成形品30と第2成形品40との境界に沿って延設された溝部23が主面部21と立壁部22に亘って延びる形で形成されるものであり、第1成形空間91に溶融樹脂を射出して第1成形品30を成形する第1成形工程と、第2成形空間92に第1成形品30とは異なる色の溶融樹脂を射出して第2成形品40を成形する第2成形工程と、を備え、第1成形工程においては、溝部23の延設方向に沿って延びる延設面71Aを有するスライド型70を、主面部21及び立壁部22によって構成される屈曲面の延設方向に移動させることで、延設面71Aによって第1成形空間91における第2成形空間92側の開口を閉塞した状態とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フローマーク等の外観不良を抑制することが出来る樹脂成型品を提供する。
【解決手段】本発明に係る樹脂成型品は、ベース部から立ち上がる立上り壁4を有し、該立上り壁4の上端面には、樹脂成型時に樹脂材料を注入して形成されるゲート部5が露出している。そして、立上り壁4の外観側とは反対側の内面41には、ゲート部5を挟んで両側部に、立上り壁4の肉厚を立上り壁4の上端面へ向かって徐々に減少させる絞り面51、51が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 安全装置用パネルの破断部に線状に、溶融樹脂の固化状態に合致するタイミングで切れ目を形成することができる。
【解決手段】移動物体が一定値以上の衝撃を感知して作動する安全装置用のケースを形成する樹脂パネル1を成形する第1金型5と、これに相対的に可動する第2金型6が閉じて樹脂を射出し成形後、第1金型5に対する相対移動可能で、樹脂パネル1の厚みを部分的に薄くする破断部2を形成する破断形成用駒7を第2金型6に設ける。破断形成用駒7は、複数に分割された分割破断形成用駒であって、各々独立した往復動作で樹脂パネル1側に有する複数の凸刃4が前進し破断部2を形成する。 (もっと読む)


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