説明

淡路産業株式会社により出願された特許

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【課題】 より優れた形状記憶特性、特に高い内径収縮率をもつ鉄系形状記憶合金製パイプ継手を安定して得ること。
【解決手段】 遠心鋳造法により製作された鉄系形状記憶合金製パイプ用継手であって、横断面内のマクロ組織の中で、柱状晶が50%以上の面積を占めていること。また、50%以上の面積を占める柱状晶の長さ方向は、円筒の中心に向かう方向に対して、±15度以内で一致していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 熱間加工工程を経ることなく、今までにない簡略化された製造工程によって、通常の形状の締結部材や、従来では簡単には得られなかった装飾的なもしくは複雑な形状の締結部材をも、容易に得ることができる鋳造部材の製造方法を提供すること。
【解決手段】 鉄系形状記憶合金を溶解してから、目的とする製品部材に近い形状の素部材に鋳造した後、凝固から600℃までの温度領域の平均冷却速度が10℃/min 以上でかつ1500℃/min 以下となるように冷却し、次いで600℃以上への加熱処理を施した後に冷間で変形を付与する。これによって簡単に種々の形状・構造の鉄系形状記憶合金製鋳造部材を得ることができる。 (もっと読む)


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