説明

保土谷アシュランド株式会社により出願された特許

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【課題】
鋳型製造原料からの脱鉛化を図りつつ、粘結剤で被覆された粒状耐火性骨材の可使時間の延長と引っ張り強度を更に向上できる鋳型を製造する方法を提供する。
【解決手段】
フェノール樹脂、変性アルキッド樹脂、ポリイソシアネート化合物及び溶剤を含む粘結剤により被覆された粒状耐火性骨材を型枠内に導入して成形し、次いで前記型枠内にアミン系硬化触媒を導入して硬化させてなる鋳型の製造方法である。変性アルキッド樹脂中の鉛化合物系触媒の含有量は、鉛含有量として0.001質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】
常温硬化法で造型した長尺鋳型で見受けられる、鋳型収縮による鋳型の亀裂、折れ、割れ等を防止することのできる鋳型製造用粘結剤組成物、鋳型製造用組成物、およびこれを用いた鋳造用鋳型の製造方法を提供する。
【解決手段】
クレゾール変性フェノール樹脂、ホウ素化合物およびイソシアネート化合物を含有する鋳型製造用粘結剤組成物、また、この粘結剤組成物、第三級アミン触媒および粒状耐火性骨材を含有する鋳型製造用組成物である。また、クレゾール変性フェノール樹脂とホウ素化合物とを有機溶剤に溶解した溶液と、イソシアネート化合物と、粒状耐火性骨材とを混合し、この混合物を鋳型枠内に収納して成形し、次いでこの成形物に気体状の第三級アミン触媒を通過させて硬化させる、鋳造用鋳型の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】
常温硬化法で造型した鋳型は、高温多湿な条件で鋳型を放置すると鋳型強度が時間の経過に伴い低下する場合がある。これは、多くの鋳物工場で鋳型を外気と接する条件で使用していることを考えると、雨の日や梅雨の季節には、鋳型強度が低下することを意味し、鋳物製造には大きな問題である。本発明は、高温多湿などの条件下でも、鋳型強度を低下させないために、鋳型の耐湿性向上を目的とする。
【解決手段】
鋳物砂である珪砂の金属酸化物含量を調整した鋳型製造用組成物を使用することにより、耐湿性に優れた鋳型を造型することができることを見出し、耐湿性に優れた鋳型を造型する鋳型製造用組成物、および鋳造用鋳型製造方法を完成した。 (もっと読む)


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