説明

宇都宮機器株式会社により出願された特許

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【課題】 定格容量が異なる場合でも対応可能とすることで、部品数の増加を抑えるとともに、小容量用の保持器の重量の低減を可能としたスラストころ軸受用保持器およびこれを備えたスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】 スラストころ軸受用保持器11は、2種類の大きさのポケット24,25を有しており、これらのポケット24,25は、交互に配置された周方向幅の小さいポケット24と周方向幅の大きいポケット25とからなる。周方向幅の小さいポケット24にころ12が配置され、周方向幅の大きいポケット25は空とされている。 (もっと読む)


【課題】ころ径が細いスラストころ軸受用保持器について、強度を確保し、加工性に優れた製造方法を提供する。
【解決手段】厚板にころ30の入るポケット20を打ち抜いて保持器10に成形する。そして、保持器10の上下から円周上に連続した凸部を有する金型を押しつけることにより、金型の凸部に押された保持器10の柱部12をポケット20の開口部に押し出してポケット20の壁面22にころ留め24を形成する。 (もっと読む)


【課題】工程を減らすことにより、製造機械の設置スペースを縮小すると共に製造設備の設置費を減らすことができ、また、作業能率が向上してコストを低減することのできるころ軸受の保持器の製造方法及びこれに使用する装置を提供する。
【解決手段】成形材の長手方向に沿って凹部を形成すると共に、この凹部が形成された成形材の長手方向に所定の間隔で同時にポケットを形成する凹部・ポケット成形工程と、このポケットが形成された成形材を所定の長さに切断する切断工程と、切断された成形材をほぼ円形に折曲げる曲げ工程及び折曲げられた成形材の両端部を接合して保持器を形成する接合工程と、この保持器を熱処理する熱処理工程とを備えた。 (もっと読む)


【課題】ころを組付ける前に保持器の幅の検査を行って不合格品を除去することにより、組立てられたころ軸受の不合格品の発生を低減し、作業能率を向上すると共にコストを低減できるころ軸受の組立、検査方法を提供する。
【解決手段】保持器にころを組付けるころ組立工程、ころ欠検査工程、回転検査工程を少なくとも有するころ軸受の組立ラインにおいて、前記ころ組立工程の前に、前記保持器の全数についてころ止めの幅を検査する保持器検査工程を設けた。 (もっと読む)


【課題】製造工程を簡略にして製造コストを低減すること。
【解決手段】本スラストころ軸受10は、その環状レース11が、環状の本体部11aと、この本体部11aの外径側端縁から軸方向一方側に折曲げられて立ち上げられた鍔部11bと、鍔部11bの軸方向一方側端に形成された係合部11cとを備えており、鍔部11bは、その内側面全体に円周溝11dが形成されて板厚が内径側で薄肉とされており、上記係合部11cは円周溝11dの溝壁により構成されており、保持器14は、その外径側端部14dが、上記円周溝11dに係合されて環状レース11と非分離とされている。 (もっと読む)


【課題】保持器を幅方向に短縮化可能となし、かつ、保持器高さを小型化可能とすること。
【解決手段】本保持器10は、窓孔13の円周方向で対向する両柱部12が幅方向に交互に屈曲された複数の屈曲部15a,15b,15cを備え、これら屈曲部に窓孔内に突出するころ止め部16a,16b,16cを備え、屈曲部が断面R形状とされて、その保持器厚み方向の先端部分が該先端に向けて細幅となる断面形状に構成され、かつ、該先端部分が塑性変形加工により窓孔内に突出した状態に延伸されて上記ころ止め部とされている。 (もっと読む)


【課題】ころ止めに考慮を払う必要なく保持器の設計を可能として設計上の自由度を増大させること。
【解決手段】本保持器10は円周方向隣り合う柱部22間にころ保持用の窓孔23を備える保持器本体20と、保持器本体20とは別体とされて柱部22に装着された複数のころ脱落防止用装着具40とを備え、ころ脱落防止用装着具40は、柱部外径面に係止する係止部41と、係止部41の両端から柱部22両内側面に向けて延びる二つの挟持部42a,42bとにより全体として断面略「コ」形状に成形されてなり、上記両挟持部42a,42bは柱部22側に向けて凸状に折曲げられた状態で柱部22を弾性的に挟持している。 (もっと読む)


【課題】軸方向寸法の小型化、潤滑油の流入、流出性の向上、保持器の組み込み性の向上、製造工数の削減による量産コストの低減、ころ径が小さいころに対応可能とすること。
【解決手段】本軸受10は、端部が屈曲されて形成された立ち上げ部11bを有する軌道輪11と、軌道輪11の軌道面11a上に放射状に配置された複数のころ12と、円周方向に設けた複数の柱部13a間にころ12を転動自在に保持する複数の窓孔13bを備えてころ案内とされる一枚板製の保持器13とを備え、保持器13は、ころPCDからは軌道輪11とは反対側の位置に離れて軌道面に平行にストレートに延び、かつ、保持器13の端部は立ち上げ部11bの内側面に係合しており、かつ、保持器13の柱部13aの窓孔側側面はころ止め部が無く内外径方向にストレートに延びている。 (もっと読む)


【課題】ころの保持姿勢や保持機能を同等程度に維持しつつ、簡素な構成として量産コストの低減化を図ること。
【解決手段】本保持器10は、窓孔13の両辺が二つの柱部12の円周方向で対向する両内面により画定され、両柱部内面の柱中央部には折曲げ延設部15を設け、両柱部内面の柱端部には円周方向延設部16を設け、折曲げ延設部15は、ころ14の一半側に接線状ないしは端部エッジにて接触可能に保持し、円周方向延設部16は、その端部エッジでころ14の他半側を接触可能に保持する構成。 (もっと読む)


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