説明

秋田製錬株式会社により出願された特許

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【課題】α-PbO2を主要酸化物とする酸化物皮膜の生成により、電解電圧の上昇や酸化物皮膜の脱落による製品品位の低下が問題であったため、β-PbO2を主要酸化物とする酸化物皮膜を優先的に生成することで電解電圧の抑制、皮膜脱落防止を行い、操業における電力コスト削減、製品品質の向上を目的とする。また、脱離が少なく、かつ電解電圧の上昇を抑制するβ-PbO2を電極表面に生成する簡便な技術が求められていた。
【解決手段】鉛合金電極のアノードを酸溶液中に配設し、該液中に配設されたカソードとの間で電流の通電と遮断とを繰り返す操作により前記電極の表面にβ−PbO2皮膜を生成する。
これまで、電極表面への酸化物生成は定電流で行っていたが、通電と遮断(通電流0 A、通電圧0 Vの無通電を言う。)を繰り返し行うことで定電流電解を行い酸化物を生成した時よりもβ-PbO2の生成を促進することができる。 (もっと読む)


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