説明

釜屋電機株式会社により出願された特許

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【課題】抵抗値の制御が簡便で、高信頼性を有する電極部構造を有する角板形チップ抵抗器を容易に低コストで得られ製造方法及び該方法により得られる角板形チップ抵抗器を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、所定の幅及び厚さの抵抗用帯状合金板10を準備する工程(A)、合金板10の長手方向に沿って、該合金板の上下面の中央部に、絶縁性保護膜(11a,11b)を所定幅で各1本形成する工程(B)、前記保護膜の両側に、表電極12a、裏電極12c及び端面電極12bを、電気めっきにより同時に一体に設けた電極層12を形成する工程(C)と、得られた保護膜及び電極層により被覆された帯状合金板を、所定長さで横方向に切断する工程(D)を含み、工程(A)における帯状合金板の厚さ、工程(B)における保護膜の形成幅及び工程(D)における切断長さを調整して抵抗値を所定範囲内に制御する。 (もっと読む)


【課題】 ヒューズワイヤ支持体に架設したヒューズワイヤの溶断速度時間の短縮と安定化を図るために、完成品全体の外容積が変わらない範囲でヒューズワイヤの周囲の容積を大きくすることで、溶断時に生じるアーク放電時間を短くして溶断時間を短くすると共に、ケース内における発熱量を低く抑えるチップヒューズを提案する。
【解決手段】 ヒューズワイヤ支持体に貫通穴を設けてヒューズワイヤの周囲の容積を大きくすると共に、ヒューズワイヤのヒューズワイヤ支持体への架設作業を容易にし、そのヒューズワイヤ支持体を用いたヒューズ結合体を筒状体のケースに挿嵌し、そのケースの両側にメタルキャップを設置したものであるチップヒューズとその製造方法。 (もっと読む)


【課題】金属板低抵抗チップ抵抗器において、保護膜や電極膜の密着性を向上させることにある。
【解決手段】所定の幅及び厚さの低抵抗金属板10を準備する工程と、金属板10の表面をサンドブラスト加工する工程と、金属板10の長手方向に沿って、該金属板10の上下面それぞれの中央部に、絶縁性保護膜11a,11bを所定幅で各1本形成する工程と、保護膜11a,11bの両側における金属板10に表電極12a、裏電極12c及び端面電極12bを一体にした電極層を電気めっきにより形成する工程とを含むので、サンドブラスト加工により低抵抗金属板の表面に細かな凹凸が生じ、そのため、その後に金属板表面に形成される11a,11bや電極層12a,12c及び12bの金属板表面に対する密着力が増大する。 (もっと読む)


【課題】電極メッキ層形成後のメッキ張り出しを極力少なくすると共に、チップの分割面を、メッキ張り出し分が吸収できる形状にすることにより、チップ寸法精度のさらなる向上を図ったチップ抵抗器の製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁性基板1上に、一次方向に延在する複数対の電極4a、5を形成し、次いで複数対の電極に接続される複数の抵抗体6およびこれを被覆する保護膜7を形成した後に、絶縁基板1の両面にレーザ光を照射して上記電極を分断する一次方向および二次方向に分割溝2、3を形成し、次いで絶縁基板を分割溝2、3に沿って分割してチップ状にして、両端電極にめっき層を形成してなり、かつ上記レーザ光として、波長が190〜360nmのUVレーザーを用いて、分割溝2、3を、当該分割溝のエッジ部から溝底部までの水平距離が1μm〜7μmのテーパを有する断面V字状に形成する。 (もっと読む)


【課題】溶断特性の自由度が制限されず、定格電流に対して高倍率での溶断時間が短くなることを防止し、定格電流に対する低倍率での溶断時間を短くすることが可能なチップヒューズを提供する。
【解決手段】チップヒューズ10は、熱伝導性の低い膜材料からなる第一の蓄熱層12が絶縁基板11上に形成され、第一の蓄熱層12の上に絶縁基板11に接触しないようにヒューズ膜が形成され、ヒューズ膜は両端に配置される表電極部13aの間にヒューズ要素部13bを有するものであり、ヒューズ要素部13bの上に熱伝導性の低い膜材料からなる第二の蓄熱層15が形成され、第一の蓄熱層12が第二の蓄熱層15よりも厚く形成されたものである。第一の蓄熱層12及び第二の蓄熱層15は感光基を含有するBステージ状態のシート状材料から形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】バリやクラックが無く、かつグレーズ層としての平滑性を確保した、分割溝を有する集合絶縁基板を提供する。また、分割溝を有する集合絶縁基板を製造するにあたり、分割溝形成時のレーザー光の走査速度を上げた場合等にも、分割時のバリやクラックの発生を抑制し、集合絶縁基板を歩留り良く製造する方法を提供すること。
【解決手段】本発明のグレーズド絶縁基板は、絶縁基板と、該絶縁基板表面に形成されるグレーズ層とを備え、該グレーズ層が、SiO2、BaO、CaO、Al2O3及びZrO2を含むガラスと、スピネル構造を有するFe2O3、Cr2O3及びCoOから実質的になる黒色無機顔料とを含み、該黒色無機顔料の含有割合が、ガラス100質量部に対して7.0〜12.0質量部の割合であり、かつガラス中のZrO2の含有割合が15〜20質量%であることを特徴とし、ヒューズ、ヒューズ抵抗器、センサー等の電子部品に有用である。 (もっと読む)


【課題】 高い信頼性を有する1mΩ未満の低抵抗チップ抵抗器を煩雑な工程を経ることなく製造可能にする方法を提供する。
【解決手段】 抵抗金属板11の一方の面又は両面にロウ材12により銅板13をロウ付けし、表面から酸化膜を除去した後に、銅板の表面の全域にスズめっき膜14を形成することにより集合複層板体20を形成し、集合複層板体を所望の幅で短冊状に切断して短冊状複層板体22を形成し、短冊状複層板体のスズめっき膜が形成された一方の面又は両面から、短辺方向のほぼ中央を所定幅で長辺方向に切削し、スズめっき膜、銅板、ロウ材、及び抵抗金属板とロウ材との少なくとも拡散層を除去して凹部15を一方の面又は両面に形成し、凹部の底面に保護膜16を形成した後に、短冊状複層板体を所望の幅で切断してチップ状の抵抗器10を製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 溶断特性の自由度が制限されず、定格電流に対して高倍率での溶断時間が短くなることを防止し、定格電流に対する低倍率での溶断時間を短くすることが可能なチップヒューズを提供することである。
【解決手段】 チップヒューズ10は、熱伝導性の低い膜材料からなる第一の蓄熱層12が絶縁基板11上に形成され、第一の蓄熱層12の上に絶縁基板11に接触しないようにヒューズ膜13が形成され、ヒューズ膜13は両端に配置される表電極部13aの間にヒューズ要素部13bを有するものであり、ヒューズ要素部13bの上に熱伝導性の低い膜材料からなる第二の蓄熱層15が形成され、第一の蓄熱層12が第二の蓄熱層15よりも厚く形成されたものである。第一の蓄熱12層及び第二の蓄熱層15は感光基を含有するBステージ状態のシート状材料から形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】 抵抗値が15〜50mΩ程度で高い信頼性を有し、低背化された金属板低抵抗チップ抵抗器と、この金属板低抵抗チップ抵抗器を比較的簡易な工程により、高精度、且つ高い歩留まりで製造可能にする製造方法を提供することである。
【解決手段】 本発明の金属板低抵抗チップ抵抗器10は、金属抵抗板11と、金属抵抗板の両端にそれぞれ形成された電極膜12と、両電極膜間に形成された保護膜13とを備え、金属抵抗板は長方形の両側辺11aの所定位置が切欠かれた形状に形成され、金属抵抗板の両端部11dには端辺側に電極膜12がそれぞれ形成され、金属抵抗板における電極膜の無い領域が抵抗部として設けられ、抵抗部のうち両側が切欠かれていない箇所が抵抗値調整部11fとされ、抵抗部のうち両側が切欠かれた箇所が抵抗値固定部11eとされ、保護膜は金属抵抗板の表面を覆うと共に、抵抗値固定部の両側方を満たして両端部と同じ幅に形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】 表電極膜と端面電極膜との重なり部分が十分に確保されて電極としての信頼性が得られ、しかも、分割溝に沿った絶縁基板の分割が比較的容易であり、分割したときにバリが生じ難くい低抵抗チップ抵抗器の製造方法を提供する。
【解決手段】 チップ抵抗器10は、下層12a、中間層12b及び上層12cからなる三層構造で表電極膜12を形成するものであり、表電極膜12は銅を主成分とする材料から構成し、下層12aは一次方向の分割溝11aを跨ぎ、且つ二次方向の分割溝11bから離間するように形成し、中間層12bは一次及び二次方向の分割溝11a,11bから離間し、且つ表電極膜下層12aよりも厚く形成し、さらに、上層12cは一次及び二次方向の分割溝11a,11bから離間し、ここに端面電極膜16及び電極めっき膜17を設け、抵抗体膜13及び保護膜14よりも高くなるように形成することを特徴とする。 (もっと読む)


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