説明

バイエル薬品株式会社により出願された特許

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【課題】服用後、該組成物が口腔内に残存する間は薬剤成分が実質的に放出されず、胃内に移行した後、速やかに放出を開始するよう精密に設計された放出制御型粒子状医薬組成物(MRP)および該組成物を含有する経口投与用崩壊性粒子状組成物(ODP)、並びに、それらの製造方法の提供。
【解決手段】経口投与用の多層構造の粒子状医薬組成物であって、少なくとも、薬学的に許容される有機酸を含有する核粒子、該有機酸含有核粒子の外側に弱酸性ないし塩基性の有効成分を含有する有効成分含有層、および該有効成分含有層の外側に胃溶性皮膜層を含んでなる、放出制御型粒子状医薬組成物(MRP)。該有機酸含有核粒子および該有効成分含有層の間に、徐放性被膜層を更に有してよい。また、前記MRPおよび不活性速溶粒子を含有する経口投与用粒子状組成物(ODP)および口腔内崩壊錠剤(ODT)。 (もっと読む)


【課題】吸湿性薬物を含みつつ、崩壊性、強度及び薬物安定性に優れた錠剤を提供する。
【解決手段】25℃における相対湿度75%下での平衡水分含量が10〜20%の薬物と、エリスリトールと、マンニトールと、25℃における相対湿度75%下での平衡水分含量が5〜20%であり、かつ、20質量%水溶液の37℃における粘度が100〜2000cpsであるヒドロキシプロピルセルロースとを含む崩壊錠であって、
該崩壊錠の総質量に対して該薬物を15〜50質量%含み、かつ、
該崩壊錠の空隙率が10〜40%である
ことを特徴とする、崩壊錠。 (もっと読む)


【課題】現在使用中のニフェジピン含有錠剤に比し小型化しながら、ニフェジピンの溶出特性やバイオアベイラビリティが変らない除放性ニフェジピン含有錠剤を提供する。
【解決手段】(A)ニフェジピン及び親水性ゲル形成性高分子物質を含有するニフェジピンの溶出が遅延化された芯部と、
(B)外殻部全重量に基いて(i)(イ)ニフェジピンと(ロ)pH非依存性の水不溶性高分子よりなる崩壊抑制作用物質とを合算して8〜22重量%、および(ii)セルロース誘導体及びポリビニルアルコールから選ばれる親水性ゲル形成性高分子物質を76〜95重量%含有する該芯部上に形成される外殻部とからなり、直径が7.5〜8.5mmであり且つ厚さが4.5〜5.2mmであって、該錠剤からのニフェジピンの溶出率が特定の範囲に調整されたニフェジピン含有有核錠剤。 (もっと読む)


【課題】 喘息薬として用いることができるラマトロバンの熱力学的に安定な形態の結晶の製造方法を提供すること。
【解決手段】 ラマトロバンの熱力学的に安定な形態の結晶は、ラマトロバンを融解させ、続いて再結晶するか、或いははラマトロバンの溶液又はラマトロバンの準安定な形態の結晶の懸濁液に熱力学的に安定な形態の種晶を種晶添加することにより製造される。 (もっと読む)


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