説明

株式会社工業技術研究所により出願された特許

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【課題】ロープ牽引装置の下降時の制動による発熱を逃がして、下降時の制動発熱による故障を回避する。
【解決手段】ロープ牽引装置4の牽引装置ケース6の軸線方向一側8にモータ48を設け、牽引装置ケース6の軸線方向他側10にモータ48の回転を減速してシーブ14に伝達する減速機50を設け、モータ48のモータ軸52と入力軸54と減速機50の減速機軸56とを同一の軸線C上に配設し、シーブ14の回転を制動するブレーキ装置86として下降制御用の第1ブレーキ機構154と下降停止用の第2ブレーキ機構156とを設け、モータ48の上昇回転時にロープ牽引装置4を上昇させるように入力軸54から第1ブレーキ機構154及び第2ブレーキ機構156を切り離すワンウェイクラッチ機構を設けた。 (もっと読む)


【課題】ワイヤロープのスリップを簡単な構造により防止し、ワイヤロープの寿命を延長し、また、下降時の制動発熱による故障を回避する。
【解決手段】ロープ牽引装置において、牽引装置ケース内部に軸支したシーブの外周にロープ挟持溝を一体に設け、牽引装置ケース上部のロープ入口から内部に導入したワイヤロープをロープ挟持溝に巻き掛けて、取り出した後に下方に湾曲させて牽引装置ケース下部のロープ出口から外部に導出させ、ロープ挟持溝の上下方向上側に押し付け機構を設け、この押し付け機構は、ロープ挟持溝の幅方向両側において対向するように配設される2枚の揺動板の間にワイヤロープの長手方向における山と谷とのピッチに合わせた間隔で2つの押し付けローラを軸支して設け、2枚の揺動板をロープ挟持溝の幅方向に指向する揺動軸により揺動可能に支持して設けた。 (もっと読む)


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