説明

株式会社タハラにより出願された特許

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【課題】ロータリーカッタを用いた従来のパリソン切断装置は、肉薄のパリソンや大径のパリソンまたは粘性の低い樹脂等にて形成されたパリソン切断するのに切断角度を小さくする必要から付加部材を設け、装置自体の構造を複雑にするなどの課題があった。
【解決手段】パリソン切断装置のロータリーカッタ1を、その本体1aの長手方向の片側に刃部分1bと他側に刃のない部分1cとを形成し、刃部分1bがその基部1dの回転軌道01と刃の先端1eの回転軌道O2間にパリソンPを包含する長さを持ち、かつ刃部分1bがパリソンに対する切断角を小さくするよう刃のない部分1cから外向きに円弧状に湾曲形状とした。これによって、肉薄のパリソンや大径のパリソン、または粘性の低い樹脂等にて形成されたパリソンを確実に切断することができる。 (もっと読む)


【課題】 成形金型の型締力が容易かつ確実に調整でき、しかも、成形金型の種類や形状の変更にも対応できる中空成形装置を提供する。
【解決手段】 中空成形装置に設ける型締駆動機構30について、一対の第1、第2リンクアーム31,32のうち後方支持プレート8と連係するリンクアーム32の端部が偏心リンクピン51を介して回動自在に支持されたブラケット52と、該ブラケット52に一端部が固定され、後方支持プレート8により軸心方向へ移動可能に支持されたシャフト53と、該シャフト53を一端側へ付勢するように設けられ、その付勢力によって金型12の型締力を補助する複数の皿ばね56とを設けて、偏心リンクピン51の偏心位置に応じて、シャフト53を介して各皿ばね56に対する負荷を変化させることによって、金型12の型締力を変化させるように構成した。 (もっと読む)


【課題】 従来の中空成形条件設定方法は、トータルの情報データを入力する煩わしさがあり、より簡素化した情報データの入力方法が望まれていた。
【解決手段】 成形用の原料樹脂情報、1成形サイクルの時間情報、成形すべき製品の形状および重量の情報、金型のばり切断用刃の刃厚情報および該ばり切断用刃によって切断されるばり全ての長さ情報を中空成形装置の成形条件設定装置20へ入力し、押出機1における溶融した前記樹脂の送り用スクリュの回転数、型締装置5の型締力、パリソンにエアを吹き込む打込装置4の打込ノズル9による打込力および中空成形装置の所定箇所の設定温度のそれぞれのデータを算出して、これら算出データを用いて中空成形する構成とした。これにより、設定条件の確実かつ簡素化した入力・演算ができる中空成形方法および中空成形装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】従来の上ばり回収は、打込工程での成形装置自体において、回収上ばりをエア送りするためのハウジングおよびダクトの設置のための所定の占有空間を必要とし、成形装置自体の小型化を阻害するという課題があった。
【解決手段】一対の胴部把持体27,28および一対の口部把持体29,30を備えた製品ホルダ20を型締装置5の駆動とは独立して開閉駆動するよう設け、その上方に上ばりB1を当接・落下させるストッパ体50,51を設け、ストッパ体と製品ホルダとの間に割受け体対40a,40bと41a,41bを備えこれらの開閉によってストッパ体50,51から落下した上ばりB1を受ける上ばり受け部40、41を設けた構成とした。これによって、型締・打込工程にて狭い作業域を持つ中空成形装置でも適用でき、かつ簡素な構成の上ばり回収の機構によって確実に上ばりを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】 インク管理を不要にして、パリソンPに容易かつ確実にマーキングを施すことができるパリソン切断装置およびこれを用いた中空成形装置を提供する。
【解決手段】 中空成形装置に用いるパリソン切断装置20において、所定の制御手段であるパリソンコントローラにより駆動制御され、押出機1のヘッド2から押し出されて垂下したパリソンPを切断するための電熱カッタ27を支持するカッタホルダ24の電熱カッタ27とパリソンPを挟んで対向する位置にマーキングペン35を配置し、ヘッド2から垂下したパリソンPを電熱カッタ27によって切断した後にヘッド2から押し出されて垂下するパリソンPに、マーキングペン35によってマーキングポイント毎に印をつけるように構成した。 (もっと読む)


【課題】内容物充填前の成形品にゴミや異物が入らないような栓体をインサートした薄肉容器の製造装置に最適な成形機を提供する。
【解決手段】栓体をインサートした薄肉容器の製造装置において、金型202を備えた型締装置201と、上方の金型202に対してブローピンを昇降可能に設けた下打込装置151と、下方の金型202に対してパリソンを供給する押出機100とを具備した成形機101を設けた。これにより、栓体をインサートした薄肉容器を人手を介することなく一貫して最終製品化する製造装置を可能とした。しかも、パリソンを金型で挟んだあと即、吹込を開始できるので、成形サイクルを効果的に短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の中空成形装置は、装置本体内への金型の導入または導出時にクレーンなどを使用するため、金型の吊下げ位置制御用に作業担当者を複数要し、効率が良くなかった。
【解決手段】成形装置本体に、一対の割型2a,2bを突き合わせた状態にて、一対のプラテン11,12から取り外したそれぞれの割型の金型取付板24,25を載せて型開時に型開閉方向と直交する方向へ搬出入する第1ガイドローラ74,75を具備した第1金型交換治具70と、第1ガイドローラと協働して金型取付板24,25を第1金型交換治具70に対して搬出入する第2ガイドローラ94を具備した第2金型交換治具90とを着脱自在に設ける構成とした。これによって金型交換を簡易かつ効率よく行え、しかもプラテン両側部に型締装置のチャッキング部材が位置しても支障なく金型交換を容易に行える。 (もっと読む)


【課題】従来の中空成形装置は、4方向に設けた調整ねじを回して打込ノズルを成形金型の口金の中心位置に合わせていたので、操作者の熟練さを要し、その位置合わせにかなりの時間を要するという問題があった。
【解決手段】中空成形装置において、打込ノズル8を成形金型2のパーティングラインLの延長した線LE上に常時配置し、成形金型2を成形金型移動装置5によってパーティングラインLの延びる方向に移動自在として、打込ノズル8のパーティングライン方向の位置調整を成形金型2の移動によって行える構成とした。成形金型2の移動微調整だけによって、打込ノズルを金型の口金の中心位置に合わせる位置調整を容易にかつ短時間で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の中空成形装置は、型締・吹込工程にて上ばり除去用のハウジングおよびこれに連設したダクトなどの所定の占有空間を必要とし、型締・吹込工程にて狭い作業域を持つ中空成形装置ではこれらハウジングおよびダクトを使用できないという問題があった。
【解決手段】中空成形装置において、中空成形品Bを把持するとともに中空成形品Bの上ばりBbを受け入れる受け部21d,22dを設けた把持体21,22を具備した。さらにこれら把持体の上方にて把持体に近接させてストッパ体25,26を設け、吹込成形後の吹込ノズル8上昇の際、吹込ノズル8に付いた上ばりBbをストッパ体25,26に当接させて受け部21d,22dに落下させる構成とした。これによって、型締・吹込工程にて狭い作業域を持つ中空成形装置でも適用できて、上ばりを排除することができる。
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【課題】 従来の中空成形装置は、製品毎の高さを寸法に応じて底ばり取り爪の上昇位置を調整する必要があり、また、底ばりを底ばり取り爪の旋回力と下降力との作用により食いちぎるので、成形品に過大な力が加わり、成形品を傷めるおそれがあった。
【解決手段】中空成形装置において、吹込成形後の中空成形品を把持する把持体20を、底ばり切取り治具51,52に対し鉛直方向に接近・離反させる駆動装置40を具備した構成とした。把持体20側に、底ばり切取り治具に対し近接・離反方向へ把持体を移動させる駆動装置40を設けることによって、中空成形品の高さに応じた底ばり切取りの高さ寸法調整を容易にし、しかも、成形品を傷めずに底ばりを容易に切り取ることができる。 (もっと読む)


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