説明

東洋ステンレス研磨工業株式会社により出願された特許

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【課題】チタンを屋根、壁材のような過酷な酸性雨環境中で使用した場合も優れた耐変色性を示し、長期間に渡って意匠性が劣化することのない、耐変色性に優れた、酸性雨大気環境用チタンを提供する。
【解決手段】母材がチタンまたはチタン合金であり、該母材の表面上に厚みが0.2から1.5μmの窒素富化チタン層が形成され、かかる窒素富化チタン層中には平均原子%で、20から60原子%の窒素および1〜40原子%の酸素が含有され、かつ最外層の0.1μmの範囲におけるTi(平均原子%値)/N(平均原子%値)の割合が1.2〜4.0の範囲にあり、かつ母材表面から内部に向かって0.2μmの深さの範囲における平均の炭素濃度が1原子%以上15原子%以下であり、かつ色彩測定値L*,a*,b*がそれぞれ、40から80、−6から6、−6〜9で、銀色の外観を呈する、耐変色性に優れた、酸性雨大気環境用チタン。 (もっと読む)


【課題】 チタンを屋根、壁材のような過酷な酸性雨環境中で使用した場合も優れた耐変色性を示し、長期間に亘って意匠性が劣化することのない、大気環境中において変色を生じにくい純チタンまたはチタン合金を提供する。
【解決手段】 純チタンあるいはチタン合金の表面上に厚みが0.1〜1.5μmの窒化チタン層が形成されており、該窒化チタン層中に平均で1〜35原子%の酸素が含有され、かつ、チタン表面から100nmの深さの範囲における平均の炭素濃度が3at%以上15at%以下であることを特徴とする大気環境中において変色を生じにくいチタンまたはチタン合金。 (もっと読む)


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