説明

NSC株式会社により出願された特許

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【課題】I信号とQ信号との間に位相誤差や振幅誤差が発生するのを極力抑制して、イメージ成分を効果的に抑制できるようにする。
【解決手段】I信号とQ信号とを切り替えて1つのA/D変換器9に出力するスイッチ部8a、8bを設け、スイッチ部8a,8bより出力されるI信号およびQ信号を順次にA/D変換器9でデジタル信号に変換してDSP10に供給することにより、I信号およびQ信号のA/D変換処理を同じA/D変換器9で行うことができるようにして、A/D変換特性のばらつきによってI信号とQ信号との間に振幅誤差や位相誤差が生じる不都合を抑止できるようにする。 (もっと読む)


【課題】デジタル回路からアナログ回路に向けて出力される信号に電源ノイズが乗ってそのノイズがアナログ回路領域にばらまかれることによって、アナログ回路で処理される信号のS/Nが劣化してしまう不都合を抑止できるようにする。
【解決手段】アナログ回路とデジタル回路との間で信号を供給するために使用する信号ライン13,14と、アナログ回路およびデジタル回路に電源を供給するために使用する電源・グランドライン11,12とが交差しないように、電源・グランドライン11,12と異なる領域に信号ライン13,14を配線する。例えば、半導体チップ10の外周に沿って電源・グランドライン11,12を配線するとともに、電源・グランドライン11,12の内側にアナログ回路およびデジタル回路を配置し、そのアナログ回路とデジタル回路との間に信号ライン13,14を配線する。 (もっと読む)


【課題】I信号とQ信号の位相誤差や振幅誤差を正確に補正してイメージ成分を効果的に抑制できるようにする。
【解決手段】I信号およびQ信号を直交変調部3により変調することによって発生した変調信号からイメージ周波数成分を抽出するBPF15と、イメージ周波数成分のエネルギーを検出するエネルギー検出部16と、検出されたエネルギーが最小となるようにI信号の振幅および位相を補正する振幅補正部12および位相補正部13とを設け、I信号とQ信号との振幅誤差や位相誤差そのものを検出することなく、生成された変調信号に含まれるイメージ周波数成分のエネルギーが最小となるように振幅と位相を補正することにより、誤差検出精度の限界による影響を受けずに、I信号とQ信号との振幅誤差および位相誤差を正確に補正することができるようにする。 (もっと読む)


【課題】大信号が入力されたときでも出力信号の歪みやビート妨害を生じにくいAM放送受信回路を小さな回路規模で構成できるようにする。
【解決手段】AM放送信号のアンテナバッファとしてのJFET4を100%負帰還型のソースフォロワ形式で構成し、当該JFET4の後段に、可変容量回路7とトランス6とから成る同調回路を設け、更にその後段にMOSFET10,11から成る増幅回路を設ける構成とすることにより、JFET4での信号歪み率を小さく抑えるとともに、あらゆる周波数成分が増幅回路に入り込んで当該増幅回路が飽和して出力信号に歪みが生じてしまう不都合を防ぐことができるようにする。また、バラクタダイオードを使わずに複数のコンデンサCT1,CT2,・・・CTnの切り替えによって容量値を可変とすることにより、当該コンデンサCT1,CT2,・・・CTnをIC20内に集積可能にする。 (もっと読む)


【課題】同調回路のコンデンサを半導体チップに内蔵した受信機において、容量値のバラツキがあっても所要の周波数で確実に同調がとれるようにする。
【解決手段】受信周波数から求まる論理的な容量値のコンデンサに加えてマージン分の容量値を持ったコンデンサを含めて実際の受信チャンネル数より多くのコンデンサC1〜Cmを設けて同調回路2を構成し、局部発振周波数FLに対して中間周波数(10.7MHz)の分だけ差を有する基準周波数の信号を同調回路2に供給した上で、コンデンサC1〜Cmの選択を切り替えながらトラッキング部10cが同調点を検出することにより、コンデンサC1〜Cmが内蔵される半導体チップ上で容量値のバラツキが生じていても、同調をとるのに本当に必要なコンデンサの容量値をトラッキングにより特定することができるようにする。 (もっと読む)


【課題】1つの受信バンドから他の受信バンドに切り替える際に再度トラッキングを行うことなく、当該他の受信バンドでも簡単に同調がとれるようにする。
【解決手段】FMラジオバンドに関しては、コンデンサC1〜Cmを切り替えながら同調点をトラッキングして、同調点が得られたときのコンデンサを特定する。一方、ウェザーバンドに関しては、同調容量の論理値とトラッキングにより特定されたコンデンサの容量値とから容量値のバラツキ度合いを求め、ウェザーバンドの同調容量の論理値に対して上述のバラツキ度合いと同程度の差を有する容量値のコンデンサを選択するようにスイッチSW1〜SWmを制御する。これにより、ウェザーバンドでの同調が、FMラジオバンドでのトラッキングで求めたバラツキ度合いに基づくコンデンサの選択によって行われるようにして、ウェザーバンドで再度トラッキングを行わなくても済むようにする。 (もっと読む)


【課題】ハムノイズ除去のための構成をICの外付け部品として設けることなく、ハムノイズを除去できるようにする。
【解決手段】AM受信回路の初段アンプを差動増幅回路3としてIC2に内蔵し、IC2の一のパッドP1に対して当該差動増幅回路3を接続する。そして、この差動増幅回路3が有する2つの入力端子の間に抵抗Raを接続するとともに、当該抵抗Raとグランドとの間に直列にコンデンサCaを接続してハイパスフィルタを構成することにより、IC2内に集積した抵抗RaとコンデンサCaとによりハムノイズを除去できるようにする。 (もっと読む)


【課題】FM受信回路とAM受信回路とを備えたラジオ受信機の回路構成をよりいっそう簡素化できるようにする。
【解決手段】FM用LNA2およびAM用LNA4の出力側に共通に接続されるミキサ回路6において、FM用LNA2より出力される高周波信号およびAM用LNA4より出力される高周波信号を、AM放送波用の低い中間周波数の中間周波信号に周波数変換することにより、FM放送の受信を低IF方式とし、AM放送の受信をシングルコンバージョン方式として、ミキサ回路、局部発振回路およびIFフィルタをAM放送波のダウンミキシング用に別途設ける必要をなくす。 (もっと読む)


【課題】LNAを備えない受信機においても受信感度および妨害特性の改善を両立させることができるようにする。
【解決手段】Q値を可変に構成した同調回路2と、妨害波のレベルを検出する第2のレベル検出部12cと、検出した妨害波のレベルに応じて同調回路2のQ値を切り替えるように制御する制御部10dとを備え、妨害波のレベルが所定の閾値より小さいときは同調回路2を高いQ値に設定することにより、同調回路2の後段に接続されたFE回路3の入力信号レベルが大きくなるようにして受信感度を高くする一方、妨害波のレベルが所定の閾値以上のときは同調回路2を低いQ値に設定することにより、FE回路3の入力信号レベル、ひいては妨害波の入力レベルが小さくなるようにして妨害特性を良好にすることができるようにする。 (もっと読む)


【課題】LNAを備えない受信機においても受信感度および妨害特性の改善を両立させることができるようにする。
【解決手段】第1のミキサ1aを備えた第1のFE回路1と第2のミキサ2aを備えた第2のFE回路2とを設け、受信した高周波信号に含まれる妨害波のレベルに応じて、第1のFE回路1と第2のFE回路2との何れかを選択的に使用することにより、妨害波のレベルが所定の閾値より小さいとき(妨害特性よりも受信感度の改善が重要なとき)は、相互コンダクタンスが大きな第1のミキサ1aを使用することによって受信感度を高くできるようにするとともに、妨害波のレベルが所定の閾値以上のとき(受信感度よりも妨害特性の改善が重要なとき)は、相互コンダクタンスが小さな第2のミキサ2aを使用することによって妨害特性を良好にできるようにする。 (もっと読む)


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