説明

日鉄鋼管株式会社により出願された特許

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【課題】伸管後であっても、電縫溶接部を認識することができる電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ロール成型した鋼帯の端部を電縫溶接し、電縫溶接部を切削によりビード除去を行い、ビード除去後の切削面82に、転造工具22を押し当てて凹凸処理部83を形成する凹凸処理工程を行う。これにより、伸管後であっても、凹凸処理部が残存していることから、凹凸処理部を視認することができ、伸管後の電縫鋼管の電縫溶接部の位置を認識することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】複雑形状であるとか、伸び率が大きい等の厳しい加工条件であっても、割れ等の重大な欠点を発生させることなく所望の給油管形状に加工することができる給油管用電縫鋼管を提供すること。
【解決手段】表面に、錫70〜99質量%、残部亜鉛および不可避的不純物からなり、片面あたりの厚みが4〜50μmの錫−亜鉛合金メッキ層2を有する鋼板を、連続に成形して鋼帯とする。得られた鋼帯のエッジ部を、高周波電流により加熱溶接して電縫鋼管1を製造する。更に、溶接で形成された内外両面の溶接部の余盛り部5を切除して滑らかな状態とする。その後、外面側のみに切除部分を覆うように防錆処理が施されて給油管用電縫鋼管としてある。 (もっと読む)


【課題】電縫鋼管の溶接部に生じるペネトレータと称される微少な溶接欠陥も正確に検出することができるオンラインによる電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置を提供する。
【解決手段】サイジング工程の中で、電縫溶接された断面が円形の鋼管を、変形加工用のサイジングロールにより溶接部の微少な欠陥が拡大する方向に変形加工を施し、この状態で溶接部の超音波探傷検査を行うようにした。また、サイジングロールのうちのいずれかが、断面円形の鋼管を断面非円形状の鋼管に変形加工するための変形加工用のサイジングロールとされており、この変形加工用のサイジングロールの後段側に、超音波探傷装置が設置してある検査装置。 (もっと読む)


【課題】電縫鋼管の溶接部に生じるペネトレータと称される微少な溶接欠陥も正確に検出することができるオンラインによる電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置を提供する。
【解決手段】鋼板をロール成形工程、電縫溶接工程、サイジング工程を経て断面が円形の電縫鋼管とする電縫鋼管の製造過程における前記サイジング工程の中で、電縫溶接された断面が円形の鋼管を、変形加工用のサイジングロールにより溶接部の微少な欠陥が拡大する方向に変形加工を施し、次いで、変形した鋼管を断面円形の鋼管に復元した後、溶接部の超音波探傷検査を行うようにした。また、複数段からなるサイジングロールのうちのいずれかが、断面円形の鋼管を断面非円形状の鋼管に変形加工するための変形加工用のサイジングロールとされており、この変形加工用のサイジングロールの後段側に、超音波探傷装置が設置してある検査装置。 (もっと読む)


【課題】局部的な軟化部分を発生させることなく、電縫溶接部の硬度と母材部の硬度との差を小さくし、引き抜き加工を行った場合に真円度の高い管状製品を得ることができる引抜き用鋼管の製法を提供する。
【解決手段】電縫鋼管の全周を、インダクションヒータにより600℃〜A1点の温度域に誘導加熱して1〜20秒間保持し、その後に400℃〜600℃まで徐冷したうえ常温まで急冷する。電縫溶接部と母材部との硬度差を本発明の熱処理をしないまま(アズロール)の硬度差の70%以下とした引抜き用鋼管が得られる。ユーザーは特別な熱処理を行うことなく、そのまま引抜き加工すれば、真円度の高い管状製品を得ることができる。 (もっと読む)


【目的】運転時における設備の消費電力を低減し、また設備の保守管理を容易にすることが可能な成形用ロールを提供することにある。
【構成】鋼板を成形用ロール3a,3bにて加圧して管状にするとともに、突き合せ部9a,9bを電気溶接して溶接管10a,10bを製造する電気溶接管製造機に装備される成形用ロール3a,3bであり、熱衝撃温度差が200℃以上のセラミックス材で形成し、上記セラミックス材は、窒化けい素、酸化アルミニウムおよび酸化ジルコニウムの少なくとも1種から成ることを特徴とする。 (もっと読む)


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