説明

日本シャフト株式会社により出願された特許

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【課題】高い強度と高い靭性を備え、軽量なゴルフシャフトを提供する。
【解決手段】中空パイプ形状のスチール製ゴルフシャフトにおいて、その厚み方向における残留オーステナイトの含有量分布を外側表面に向かって増大する傾斜構造とする。また、長手方向の残留オーステナイトの分布および/または結晶粒度を調整し、曲げた際に最も大きな応力が加わるゴルフシャフト部位における強度と靱性を確保する。こうすることで、肉薄で軽量化を追及したスチール製ゴルフシャフトを得る。 (もっと読む)


【課題】スチール製ゴルフシャフトのような肉薄の導電性のパイプ材料に対する高周波誘導加熱を用いた焼き入れ技術において、表面における凹凸の発生を抑え、また焼き入れ部分の冷却不良を抑える。
【解決手段】肉薄パイプ形状のゴルフシャフトWを加熱コイル210内で下降させ高周波加熱を行い、その後ゴルフシャフトWを焼入油310に漬けて冷却を行うことでゴルフシャフトWに対する焼き入れを行う。この際、ゴルフシャフトW内に不活性ガスを供給し、ゴルフシャフトWの内部に焼入油310が侵入しないようにする。こうすることで、ゴルフシャフトWの内部における焼入油310の沸騰が抑えられ、沸騰に伴う焼入油310の吹き上がりが防止される。そして、焼入油310の吹き上がりによる不均一な冷却が防止される。 (もっと読む)


【課題】グリップをシャフト本体に確実に固定することができるようにすると共に、外観上の差別化が可能で、グリップ部分の曲げ強度、扁平強度あるいは振動減衰性などを向上させ、軽量化が可能なゴルフクラブシャフトを提供する。
【解決手段】網目状のメッシュシート材6(メッシュ部材)をシャフト本体5とグリップ3との間に介在させること、あるいはこのメッシュシート材6(露出部6A)をグリップ3から露出させて外部から視認可能として外観上の差別化を図ることができるようにすることに着目したもので、スチール製のシャフト本体5のグリップ取付け端部7側においてその外周側に、網目形状あるいはその他の凹凸形状を有する炭素繊維強化プラスチック材によるメッシュシート材6を円周方向に固定すると共に、このメッシュシート材6の外周側にグリップ3を固定可能とした。 (もっと読む)


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