説明

タムラ精工株式会社により出願された特許

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【課題】鉄損を低減させることができ、酸化雰囲気中において熱処理を行った際も透磁率が低下せず、優れた直流重畳特性の圧粉磁心、圧粉磁心の製造方法、チョークコイル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Fe−Si−Al合金を主成分とする軟磁性合金粉末をこのメチルフェニル系シリコーンワニスにより被覆し、200℃前後の加熱乾燥を行う。その後、メチル基の熱分解速度を速めるために、潤滑剤としてステアリン酸の金属塩を混入させる。そして、室温にて加圧成形することで成形体を形成する。ここで、加熱乾燥されたメチルフェニル系シリコーンワニスは、成形時のバインダーとして作用する。その後、この成形体に対して大気中において600〜800℃の熱処理が行われることで圧粉磁心が作製される。 (もっと読む)


【課題】カーボニル鉄コアに比較して小型化及びコイルの巻数の低減化が可能で、しかもデジタルアンプ出力の歪率を低下することがないコア材とこれを用いたチョークコイルを提供する。
【解決手段】98%以上の鉄と微量の珪素Si及び硼素Bを含む平均粒径が6μm以上11μm以下の金属磁性粉末であって、その粒子形状が平均アスペクト比が1〜3の金属磁性粉末の表面に、有機金属カップリング剤が0.1〜1.0wt%、有機金属樹脂が0.2〜0.5wt%の絶縁被膜を形成したコア材を、加圧成型した後、焼成してコアを作製する。このコアに巻線を巻回することで、チョークコイルを作製する。 (もっと読む)


【課題】圧縮歪を開放するために十分に高い焼鈍温度で熱処理しつつ、絶縁破壊を起こさず、コアロスの小さな圧粉磁心及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性合金から、所望の形状及び粒度の軟磁性粉末を製造する。有機バインダー及び高級脂肪酸系潤滑剤を添加混合し、所定形状の金型に充填して、所定の圧力で圧縮成形する。有機バインダーとしてシリコーン樹脂、高級脂肪酸系潤滑剤としてステアリン酸リチウムを用いる。かかる圧縮成形体に対して、炭酸ガス中で700〜1000℃の熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 絡げ付けの工数を不要とし、コイルの引出線を容易、かつ迅速、確実に接続でき、特にトロイダルコイルの表面実装用端子として用いると好適なコイル用端子を提供する。
【解決手段】 コイルの引出線が接続される端子において、接続部を所定の肉厚を有する平板状とし、かつ櫛状のスリットを形成し、前記スリット内に前記引出線を接続する。 (もっと読む)


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