説明

中村電機工業株式会社により出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】負荷電流制御用抵抗器の組み付け工程や工数および部品点数を低減する。
【解決手段】4つのターミナル部材11a〜11dは予めブリッジ部により互いに連結された一体構造のターミナル板として用意される。この1部品のターミナル板がベース40に組み付けられ、固定されたのち、ブリッジ部が除去される。これにより、ベース上には、4つのターミナル部材が横方向に1列にそれぞれ離間して配置される。各ターミナル部材には抵抗体20〜22のリード線部20a〜22bを固定するための接続部13a1〜13f2が形成された平板部12a〜12fが設けられている。これら平板部は同一平面上に位置している。各接続部は平板部より切り起こされて穴を形成し、各リード線部がこの穴に挿入された後、一括かしめにより固定および電気接続がなされる。これにより、組み付け時の部品点数、および抵抗体の固定工数の低減が可能になる。 (もっと読む)


【課題】温度ヒューズの溶断時、溶融ヒューズの落下地点における溶融ヒューズによる導体間の短絡を防止する。
【解決手段】負荷電流制御用抵抗器3は、樹脂材によるベース40上に抵抗体や温度ヒューズ23を配置し、それらを金属板によるプロテクタ30で覆っている。回路の異常時に作動する温度ヒューズは第1ヒューズターミナル11aの第1ヒューズ取付部14aと、プロテクタと共用している第2ヒューズターミナル30の第2ヒューズ取付部35との間をはんだ付けされるはんだヒューズである。温度ヒューズの直下の溶融ヒューズの落下地点には、ベース上面40a上に凹部である長溝46が形成されている。この溶融ヒューズ23dを長溝46の凹部に捉えて溜めることにより、第1および第2ヒューズ取付部のそれぞれの直下の導体である第1および第2ベース接触部18、39間の接続を遮断して、確実に短絡を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 抵抗器において外観の悪化を抑制する。
【解決手段】 抵抗器のケーシング20には、温度ヒューズHをハンダ付けするために、ハンダ接続部25aが設けられている。ハンダ接続部25aは、ケーシング20の内側から外側に突起する突起部であって、その先端部25dよりも貫通穴25b側に溶けた状態のハンダを溜めて、先端部25dの周囲に溶けた状態のハンダが広がることを抑制することができる。したがって、ハンダ付けによる外観の悪化を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】抵抗器の部品数を少なくする。
【解決手段】抵抗器において、コネクタターミナル122は、ケーシングに一体成形される長方形板部材を折り曲げて成形されている。このため、ケーシングとコネクタターミナル122とは一体成形されていることになる。したがって、当該1つコネクタターミナル122とケーシングで1つの部品として数えることができるので、従来技術に比べて部品数を減らすことができる。 (もっと読む)


1 - 4 / 4