説明

株式会社サトウにより出願された特許

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【課題】 本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解消することである。すなわち、特許文献1の構法を、既存建築物の耐震補強においても(つまり耐震補強リフォームにも)容易に用いることができるように改良することを課題としており、具体的には、天井面や床面を取り外すことなく構築することのできる制震壁面軸組構造を提供することにある。
【解決手段】本願発明の制震壁面軸組構造は、それぞれの主柱の上方及び下方に斜材取付け具が固定され、中央付近に制震デバイスが固定され、斜材の一端は斜材取付け具と螺設され、他端は制震デバイスの一部を構成するガセットプレートに螺設され、枠面に水平力が作用すると、斜材によって力が加えられ制震素子が摺動変形することでこの力を吸収することによって、枠面全体の変形を抑制し得るものである。 (もっと読む)


【課題】 本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解消することである。すなわち、構造体に面板を取り付けるために必要な部材以外のものは必要とせず、しかも固体音を減衰させることのできる、取付部材、及びこの取付部材を利用した内装構造を提供することにある。
【解決手段】本願発明の面板取付部材は、面板を設置する設置面と構造体に固定する係止面と、設置面と係止面との間に形成される屈曲部とを備え、屈曲部は設置面の幅方向両端側に設けられるとともに、設置面を上面とすると屈曲部は設置面から垂下するように第1折返し部、第2折返し部の順で形成され、かつ第1折返し部は幅方向内側に折り返されて第2折返し部は幅方向外側に折り返されており、係止面は第2折返し部の外側端部に連続して設けられ、屈曲部の弾性変形によって構造物からの音を低減させ得るものである。 (もっと読む)


【課題】地震が発生して軸枠構造を変形させるように応力がかかったときに、柱抜けを防止するホールダウン金具の機能を兼備するとともに、筋かいおよび筋かい固定板を介してその応力によって、周方向に回すような偏心モーメントが柱にかからないようにする。
【解決手段】隅金具100を軸枠の隅角部に固定したとき、L字金具の背板110および舌状板120に固着された筒状金具130が形成する筒状部の中空部に、土台220を通して立ち上がってきたホールダウン金具の柱抜け止めボルト420を挿入して、筒状金具130の上端でナットで固定することができるとともに、背板110および舌状板120の各幅方向の中心線が形成する面上に、背板110および舌状板120に垂直に筒状金具130に固着された筋かい固定板140に筋かい300を固定する。 (もっと読む)


【課題】地震加力時に建家構造枠の変形を十分に抑制し、建家構造枠の損壊を防止できるローコストの制震デバイスを提供する。
【解決手段】建家構造枠2の対向する縦材3の中間部に取り付けられる低降伏点鋼からなる帯状鋼板製の制震素子6と、建家構造枠2の隅角部とを斜材5で対角線上に固定してなる制震デバイス1であって、制震素子6は、建家構造枠2の縦材3に取り付けるための両端の枠取付面部8と、各枠取付面部8から建家構造枠2の内側に向けて折曲げてなる、第1曲げ部11を経て形成される一対の立上り部9と、立上り部9から枠取付面部8に平行に折曲げてなる、第2曲げ部12を経て形成される上辺面部10と、上辺面部10から一体に立上がり形成され、斜材5の一端が取り付けられる斜材取付板16と、を有した形状からなり、立上り部9において前記両曲げ部11、12の曲げ起点11A、12A近傍の少なくとも一方に貫通孔17を穿設する。 (もっと読む)


【課題】組立が容易で、コンクリートのせん断破壊のクラックの発生やその進展の防止に有効なせん断補強鉄筋ユニットを提供する。
【解決手段】一対の主筋2を有する鉄筋ユニット1において、一方の主筋の途中から他方の主筋の延長上に向けて斜めに折曲げ延設される斜辺部8A,8Bと、この斜辺部8A,8Bの終端から一方の主筋の延長上に向けて折曲げ延設される折返し斜辺部9A,9Bと、主筋の径寸法分だけ他方の主筋側にずれた位置で、前記折返し斜辺部9A,9Bの終端から前記斜辺部8A,8Bの起点に達するまで主筋の長手方向に沿って延設される折返し水平部10A,10Bと、この折返し水平部10A,10Bの終端から前記斜辺部8A,8Bの始端に向けて斜辺部と平行に延設される突付け補強片11A,11Bとを有する三角状鉄筋を鉄筋ユニット1の少なくとも片方の主筋端部に設ける。
【効果】コンクリートのせん断破壊の亀裂の発生やその進展の防止に有効となる。 (もっと読む)


【課題】地震作用力の振動数と建家の固有振動数とが合致して共振する共振周波数以外の周波数帯域の振動に対しても制震効果を奏する斜材の支持装置を提供する。
【解決手段】建家構造枠に固定されるアンカープレート7と、平面からなる押さえ面8Aおよびこの押さえ面8Aの両端でS字状または逆S字状に湾曲される湾曲部8Bを有して全体が略Ω字形状に形成され、両端部でアンカープレート7に固定される弓形金具8と、押さえ面8Aとアンカープレート7とによって密接挟持される摺動板10および粘弾性部材11からなる積層体9と、押さえ面8A或いは摺動板10から立ち上がり形成され、斜材の端部を取り付ける斜材取り付け片12と、を備える支持装置6とした。 (もっと読む)


【課題】低層建家に、任意の設定値(例えば震度5程度)未満の小さな振動が作用した場合には、制震ばね手段が作用しないようにし、一方任意の設定値以上の大きな振動が作用した場合に初めて、制震ばね手段が作用するようにする。
【解決手段】通し柱2,管柱3,横架材4および土台5で構成される建家構造枠6の各コーナー部に、制震装置1をそれぞれ取付ける。制震装置1を、横架材4あるいは土台5に取付けられる受け金具8と、通し柱2あるいは管柱3に取付けられる制震ばね手段9と、受け金具8と制震ばね手段9との間を連結する方杖材10とで構成する。制震ばね手段9を、ばね機構11と支持機構12とで構成し、ばね機構11が小さな振動に対しては、作用しないようにする。 (もっと読む)


【課題】低層建家に、任意の設定値(例えば震度5程度)未満の縦振動および横振動が作用した場合には、充分な制震効果を発揮させないようにし、一方任意の設定値以上の縦振動および横振動が作用した場合にのみ、充分な制震効果を発揮させることができるようにする。
【解決手段】制震機構1を、ベースプレート4と、台形波形状の抵抗部5aを有する抵抗部材5と、概略オメガ状をなす凹部6aを有する板ばね本体6とで構成する。ベースプレート4,抵抗部材5および板ばね本体6を、抵抗部5aと凹部6aとが接触した状態で一体に連結する。ベースプレート4側を、基礎2に固定するとともに、凹部6aの頂部を、固定片11を介して土台3に固定する。また、抵抗部材5を、任意の設定値以上の縦振動が作用した際に、座屈する強度に設定する。 (もっと読む)


【課題】地震発生初動時に建家に作用する瞬発的な激しい上下動ないしは横揺れに対する建家の変形復元力を高め、建家の倒壊を防止できるようにする。
【解決手段】通し柱2,管柱3,横架材4および土台5で構成される建家構造枠6内に、横架材4の長手方向一端側と土台5の長手方向他端側とを斜めに連結する防震装置1を設ける。この防震装置1を、横架材4に取付けられる防震機構8と、土台5に取付けられる受け金具9と、防震機構8と受け金具9との間を連結する筋違部材10とで構成する。 (もっと読む)


【課題】地震発生初動時に建家に作用する瞬発的な激しい上下動ないしは横揺れに対する建家の変形復元力を高め、建家の倒壊を防止できるようにする。
【解決手段】通し柱2,管柱3,横架材4および土台5で構成される建家構造枠6の各コーナー部に、免震装置1をそれぞれ取付ける。免震装置1を、通し柱2あるいは管柱3に取付けられる受け金具8と、横架材4あるいは土台5に取付けられる免震機構9と、受け金具8と免震機構9との間を連結する方杖材10とで構成する。 (もっと読む)


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