説明

中央防蝕工業株式会社により出願された特許

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【課題】 施工及び施工管理が簡単で、内容液の漏れを確実に感知でき、槽構造自体が断熱性をもつ防蝕コンクリート槽の施工方法及び防蝕コンクリート槽を得るにある。
【解決手段】 コンクリート躯体1の内面に耐腐食性の防蝕樹脂層を積層する防蝕コンクリート槽において、コンクリート躯体1の内面に耐腐食性の厚みのあるプライマー液3を塗布する工程と、2枚のシート状ガラス繊維生地2a,2b間を多数のガラス繊維束2cで連結した中空ガラス織物2を前記プライマー液3の表面に積層してプライマー液3の一部を同中空ガラス織物2の繊維間に含浸させる工程と、前記プライマー液3の完全な固化前に同プライマー液3と同じ成分の防蝕液8を中空ガラス織物2の表面に塗布して同防蝕液8を充分に中空ガラス織物2の繊維に含浸させてガラス繊維束2cを起立させる工程と、この工程の後の時間経過により前記プライマー液3及び防蝕液8の固化を待つ工程とを備える防蝕コンクリート槽の施工方法。 (もっと読む)


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