【課題】 地表水を排水可能な側溝用ブロックであって、側壁の頂部の強度を維持できる側溝用ブロックを提供する。
【解決手段】 コンクリート製の側壁１１の外側上部に、側壁１１の上端面２１に達する凹み２５を形成し、凹み２５の下部から側壁１１を通して内部へ排水する中空のインサート２６を埋め込み、凹み２５を導水プレート３０でカバーし、凹み２５と導水プレート３０との間に縦方向の導水路を形成し、地表水を側壁１１の内側の流路に取水する取水部２０を備えた側溝用ブロック１を提供する。側壁１１の頂部１５を切欠く必要がないので、鉄筋５０を頂部１５に埋設でき、頂部１５の強度が低下するのを防止できる。 （もっと読む）

【課題】側溝用ブロックの蓋であって、騒音やがたつきの発生を抑えることができる蓋の製造方法を提供する。
【解決手段】側溝用ブロックの開口に載せられるコンクリート製の蓋を型枠を用いて製造する工程を有する方法であって、蓋２０ｂは、側溝用ブロックの開口に一組の縁に沿って２列に連続または断続して突き出た列状の突起２４を備えており、蓋の裏面に当たる部分に列状の突起を形成するためにエンドミルにより切削された２列の溝を備えた型枠を用いる。 （もっと読む）

【課題】 内部で水位の高低差をほとんど設けることができない油水分離槽において、ごみを分離除去できる装置を提供する。
【解決手段】 裏面が壁面に面する、垂直方向に長い支持板１０と、この支持板１０の表面の側にゴミを溜める空間を形成する多孔状のトラップ部２０とを有するダストトラップ１を提供する。支持板１０は、その上部に形成された流入用の開口１３を備えており、トラップ部２０は、支持板１０の下部から流入用の開口１３の全体を少なくとも覆う高さまで延びている。このダストトラップ１は、比重の小さなごみと、比重の大きなごみが分かれて溜まり、比重の小さなごみは水位の変動と共に上下に動く。したがって、水位の高低差がほとんどない油水分離槽において、流量が増加したときの目詰まりの発生を防止できる。 （もっと読む）

【課題】 舗装面に対して、がたつきがなく、強固に設置できるブロックを提供する。
【解決手段】 舗装面２に接するほぼ水平な底面１３を備えたブロック本体２０と、ブロック本体２０の表面１２から底面１３に向けて埋設された筒状部材２１とを有し、底面近傍に位置する筒状部材２１の底部２７はコンクリートに対して閉じているブロック１０において、ブロック本体２０の表面１２の側から筒状部材２１にアンカーピン２２を挿入し、筒状部材２１の底部２７を貫通させてアンカーピン２１の先端を舗装面２に打ち込む。 （もっと読む）

【課題】 油水分離槽において大量の排水が流入したときに内圧により蓋が外れないようにする。
【解決手段】 排水が順番に流入する複数の分離槽２ａ〜２ｄのうち、最も上流の槽２ａの蓋２０ａを、開口２９を覆う蓋本体２１と、蓋本体２１の一部を開閉するための小蓋３０とを備えているものにする。小蓋３０が槽２ａの水圧により蓋本体２１よりも先に開くようにすることにより、過剰な排水が流入したときに小蓋３０が開いて圧力を逃がすことができるので、蓋本体２１が外れることを防止できる。 （もっと読む）

【課題】 側溝に対し雨水を呑み込む十分な開口面積が確保でき、さらに、歩行者の障害とならない蓋を持った側溝を提供する。
【解決手段】 側溝１の開口３にコンクリート蓋２０と、このコンクリート蓋よりも短い寸法のグレーチング蓋のような多孔性の蓋３０とを長手方向に並べて設置し、さらに、これらのコンクリート蓋２０とグレーチング蓋３０の寸法を側溝１を構成する側溝用ブロック１０の単位で割り付ける。雨水などを多孔性の蓋３０から側溝１の内にスムーズに排出させることができると共にコンクリート蓋の面積を増やすことができるので、経済的で歩きやすい蓋でカバーされた側溝を実現できる。 （もっと読む）

【課題】 ハンドホールの内壁などのコンクリート製の壁面に取付けて直ぐに利用できる低コストのテップを提供する。
【解決手段】 踏み棒３２の両端から延びた支持アーム３４と、ほぼコの字型の足載せ部３０と、この先端に接続され取付け穴が形成されている平坦な固定板３６を備えたステップ２０であって、これらの部分の鉄製の強度部材３２ａ、３４ａおよび３６ａを樹脂５０によりモールドして形成する。強度部材３４ａと３６ａの溶接部分３９もモールドされた適当な厚みの樹脂５０により覆われるので溶接部分に対しグラインダーなどの後処理を行わなくても表面が滑らかに形成されたステップを製造することができる。このため、ボルト等によりコンクリート壁に取付けでき固定板を備えたステップを、溶接部分の後処理を省いて低コストで提供できる。 （もっと読む）

【目的】 マンホールやハンドホールなどの中空のコンクリート製品内に簡単に取り付けできる組立式のステップを提供する。
【構成】 １対の支持棒２１と、その一方の端を連絡する足場材２２によってほぼコの字型のステップを組み立てる。支持棒２１の他方の端には、ハンドホールの内壁面８に埋設されたインサート１０にねじ込める径の雄ネジ２３を設け、さらに、内壁面８に密着してステップ２０にかかる加重の一部を壁面８を介してハンドホールに伝達可能な支持面２６を設ける。このようなステップ２０は、ケーブルなどのサポート用にも用いられる汎用のインサート１０を用いて取り付けでき、安全性も高くできる。 （もっと読む）